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ENEOSホールディングスと三愛オブリの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。石油・資源開発の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はENEOSホールディングスが約858万円、三愛オブリが約663万円。ENEOSホールディングスのほうが約195万円高い。
  • 月の平均残業はENEOSホールディングスが17.2時間、三愛オブリが6.7時間。三愛オブリのほうが月10.5時間少ない。
  • 売上高はENEOSホールディングスが11.77兆円、三愛オブリが6,116億円で、ENEOSホールディングスが約19.2倍の規模。

数字で比べる

ENEOSホールディングス三愛オブリ
働きやすさの点数78点(S)74.6点(⁠S)
平均年収1,138万円(⁠43歳)823万円(⁠39.9歳)
30歳換算年収約858万円約663万円
月の平均残業17.2時間6.7時間
有給取得率未公表73%
平均勤続年数17.9年17.2年
売上高11.77兆円6,116億円
売上に対する利益の割合3.8%(⁠税引前利益)2.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.08倍1.02倍
従業員数(⁠単体)1,207人388人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はENEOSホールディングスが78点、三愛オブリが74.6点で、ENEOSホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ENEOSホールディングス

ENEOSは、ガソリンなどの石油製品を中心に、石油・天然ガスの開発、電気・再生可能エネルギーまでを手がける国内最大のエネルギー会社です。いくつもの石油会社が合併を重ねてできたグループです。

売上高は約11.8兆円で、石油・石炭製品の業界で国内1位です。お金の中心は、原油を仕入れて製油所でガソリン・軽油・灯油などに精製し、全国のサービスステーションや企業に売る事業です。

三愛オブリ

三愛オブリ(⁠旧三愛石油)は、石油製品の販売、LPガス・天然ガスの販売、空港での航空機への給油、化学品の製造・販売を手がける会社です。1952年にスタンダード・ヴァキューム石油会社の代理店として三愛石油の名前で発足しました。

売上高は約6,116億円です。事業は、石油関連(⁠石油製品の販売、キグナス石油など)、化学品関連(⁠洗車機用ワックス、防腐・防黴剤、防災商品など)、ガス関連(⁠LPガス、天然ガス、佐賀ガスなどの都市ガス)、航空関連(⁠航空燃料の取扱い)の4つが中心です。

歴史の違い

ENEOSホールディングス

  1. 1888年日本石油会社が創立されます。
  2. 1999〜2002年日本石油と三菱石油が合併して日石三菱になり、のちに新日本石油と名前を変えます。
  3. 2010年新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合し、JXホールディングスが生まれます。
  4. 2017年エッソ・モービルの流れをくむ東燃ゼネラル石油と統合し、JXTGホールディングスになります。

三愛オブリ

  1. 1952年三愛石油として発足し、羽田空港で航空機への給油事業を始めます。
  2. 1955年自社開発のハイドラント(⁠消火栓)式給油施設で航空機給油を始めます。
  3. 2002年佐賀市のガス事業の民営化に伴い、佐賀ガスを合弁で設立します。
  4. 2004年石油元売会社のキグナス石油の全株式を取得します。

いま何に賭けているか

ENEOSホールディングス

2025〜2027年度の第4次中期経営計画で、「⁠筋肉質な経営体質への転換」と「⁠ポートフォリオ再編」を2本柱に掲げています。グループ会社の削減やAI活用で効率を上げつつ、2026年には東南アジア・豪州の燃料油事業の買収を決めるなど、海外と低炭素の分野に投資を振り向けています。

三愛オブリ

経営理念は三愛精神「⁠人を愛し 国を愛し 勤めを愛す」、コーポレートブランドは「⁠Obbli」(⁠オブリ)です。中期経営計画「⁠変貌する未来への挑戦 Challenge 2030」で、石油関連事業を「⁠変革事業」、化学品とガスを「⁠成長事業」と位置づけています。会社は、低炭素・循環型社会に対応した事業への変革が最大の経営課題だとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならENEOSホールディングス、時間のゆとりを取るなら三愛オブリ。

よくある質問

ENEOSホールディングスと三愛オブリはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はENEOSホールディングスが約858万円、三愛オブリが約663万円。ENEOSホールディングスのほうが約195万円高い。
ENEOSホールディングスと三愛オブリはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はENEOSホールディングスが17.2時間、三愛オブリが6.7時間。三愛オブリのほうが月10.5時間少ない。
ENEOSホールディングスと三愛オブリはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はENEOSホールディングスが78点、三愛オブリが74.6点で、ENEOSホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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