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ミネベアミツミとアルプスアルパインの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はミネベアミツミが約566万円、アルプスアルパインが約536万円。ミネベアミツミのほうが約30万円高い。
  • 月の平均残業はミネベアミツミが6.7時間、アルプスアルパインが14.6時間。ミネベアミツミのほうが月7.9時間少ない。
  • 売上高はミネベアミツミが1.66兆円、アルプスアルパインが1.02兆円で、ミネベアミツミが約1.6倍の規模。

数字で比べる

ミネベアミツミアルプスアルパイン
働きやすさの点数69点(A+)68.8点(⁠A+)
平均年収785万円(⁠45歳)691万円(⁠41.7歳)
30歳換算年収約566万円約536万円
月の平均残業6.7時間14.6時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.3年16.4年
売上高1.66兆円1.02兆円
売上に対する利益の割合8.0%(⁠税引前利益)4.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.48倍1.27倍
従業員数(⁠単体)4,946人6,305人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはミネベアミツミが1.48倍、アルプスアルパインが1.27倍で、勢いはミネベアミツミが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はミネベアミツミが69点、アルプスアルパインが68.8点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

ミネベアミツミ

ミネベアミツミは、ベアリング、モーター、アナログ半導体、センサー、自動車のドア部品などをつくる精密部品メーカーです。1951年に日本最初のミニチュアベアリング専門メーカー「⁠日本ミネチュアベアリング」として設立されました。

売上高は約1.66兆円です。事業は、プレシジョンテクノロジーズ(⁠ベアリング、HDD用部品、航空機用ねじ)、モーター・ライティング&センシング(⁠モーター、液晶用バックライト、計測機器など)、セミコンダクタ&エレクトロニクス(⁠半導体、電源部品など)、アクセスソリューションズ(⁠キーセット、ドアラッチなどの自動車部品)の4つです。

アルプスアルパイン

アルプスアルパインは、スイッチやセンサーなどの電子部品と、インフォテインメントやサウンドなどの車載機器をつくる会社です。1948年に東京都大田区で片岡電気として設立され、1964年にアルプス電気に社名を変えました。アルパインは、米国モトローラ社との合弁会社から生まれたグループ会社です。

売上高は約1.02兆円です。事業は、コンポーネント(⁠スイッチ、アクチュエーターなど)、センサー・コミュニケーション(⁠センサー、通信デバイス)、モビリティ(⁠車載モジュール、インフォテインメント、ディスプレイ、サウンド)です。

歴史の違い

ミネベアミツミ

  1. 1951年東京・板橋で、日本最初のミニチュアベアリング専門メーカー、日本ミネチュアベアリングを設立します。
  2. 1965年工場と本社を長野県の軽井沢工場に移します。
  3. 1968〜1980年米国、英国、シンガポール、西ドイツ、タイに現地法人をつくり、1971年に米国で生産を始めます。
  4. 1981年系列メーカー4社を合併し、社名をミネベアに変えます。

アルプスアルパイン

  1. 1948年東京都大田区で片岡電気を設立します。
  2. 1964年社名をアルプス電気に変えます。
  3. 1967〜1978年米国モトローラ社との合弁でアルプス・モートローラを設立し、1978年に全株式を譲り受けて社名をアルパインに変えます。
  4. 1976〜1995年米国、ドイツ、シンガポール、韓国、マレーシア、メキシコ、中国などに拠点をつくります。

いま何に賭けているか

ミネベアミツミ

ビジョンは「⁠世界を動かす、なくてはならない会社」です。ベアリング、アナログ半導体、モーター、アクセス製品、センサー、コネクタ/スイッチ、電源、無線/通信/ソフトウエアの8つをコア事業「⁠8本槍」とし、これらを掛け合わせる「⁠相合」で新しい製品を生み出すとしています。会社は、ヒューマノイドロボット、自動運転、ドローンなどの新しい市場の拡大を見込んでいます。

アルプスアルパイン

ビジョン2035は「⁠人の感性に寄り添うテクノロジーで未来をつくる」です。中期経営計画2027では、モビリティ事業の収益改善を最重要テーマにし、不採算製品からの撤退や生産拠点の再編を進めるとしています。2027年3月期にPBR1倍以上、2028年3月期にROE10%を目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でミネベアミツミが上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいミネベアミツミ。

よくある質問

ミネベアミツミとアルプスアルパインはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はミネベアミツミが約566万円、アルプスアルパインが約536万円。ミネベアミツミのほうが約30万円高い。
ミネベアミツミとアルプスアルパインはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はミネベアミツミが6.7時間、アルプスアルパインが14.6時間。ミネベアミツミのほうが月7.9時間少ない。
ミネベアミツミとアルプスアルパインはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はミネベアミツミが69点、アルプスアルパインが68.8点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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