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西松建設と奥村組の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。準大手・中堅ゼネコンの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は西松建設が約787万円、奥村組が約765万円。ほぼ同じ水準。
  • 売上高は西松建設が3,960億円、奥村組が3,072億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は西松建設が6.9%、奥村組が8.2%で、差は小さい。

数字で比べる

西松建設奥村組
働きやすさの点数77.8点(⁠S)67.7点(⁠A+)
平均年収1,062万円(⁠43.8歳)1,006万円(⁠42.6歳)
30歳換算年収約787万円約765万円
月の平均残業未公表9.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.9年12.9年
売上高3,960億円3,072億円
売上に対する利益の割合6.9%(⁠経常利益)8.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.22倍1.27倍
従業員数(⁠単体)2,706人2,492人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は西松建設が77.8点、奥村組が67.7点で、西松建設が上回る。

何で稼いでいるかの違い

西松建設

西松建設は、土木工事と建築工事を手がける総合建設会社です。不動産の開発・賃貸などのアセットバリューアッド事業、再生可能エネルギーなどの地域環境ソリューション事業も持っています。1874年に西松桂輔が土木建築請負の業を始めたのが起源です。

売上高は約3,960億円です。事業は、建設(⁠土木、建築、国際)、アセットバリューアッド(⁠不動産の販売・賃貸など)、地域環境ソリューションです。伊藤忠商事がその他の関係会社です。

奥村組

奥村組は、土木・建築工事を手がける総合建設会社です。不動産事業や、再生可能エネルギーによる発電事業も営んでいます。1907年に奥村太平が奈良県で土木建築請負業を創業したのが始まりです。

売上高は約3,072億円です。事業は、土木、建築、投資開発(⁠不動産の販売・賃貸、再生可能エネルギーによる発電・売電)です。

歴史の違い

西松建設

  1. 1874年西松桂輔が土木建築請負の業を始めます。
  2. 1914〜1937年西松光治郎が西松工業所として独立経営を始め、株式会社西松組を設立します。
  3. 1948年社名を西松建設に変えます。
  4. 1961〜1965年東京証券取引所に上場し、香港支店を開きます。

奥村組

  1. 1907年奥村太平が個人企業として土木建築請負業を創業し、本店を奈良県に置きます。
  2. 1938年株式会社になります。
  3. 1963年大阪と東京の証券取引所の市場第一部に上場します。
  4. 1966年本店を大阪市阿倍野区に移します。

いま何に賭けているか

西松建設

企業理念は「⁠価値ある建造物とサービスで安心して暮らせる持続可能な社会をつくる」です。2026年5月に長期ビジョン「⁠西松-Vision 2035」を策定し、2035年度に営業利益650億円、ROE12%程度、「⁠魅力あるゼネコンNo.1」を目指しています。M&Aを含む成長投資を進めるとしています。

奥村組

経営理念は「⁠堅実経営と誠実施工を信条に、社会から必要とされ続ける企業として、社業の発展を通じ広く社会に貢献する」です。「⁠2030年に向けたビジョン」と「⁠中期経営計画(⁠2025~2027年度)」を進めています。会社は、防災・減災、インフラ長寿命化、PPP/PFI事業の拡大などの需要を見込む一方、技能労働者不足や建設コストの高騰で経営環境は厳しさを増すと見ています。

よくある質問

西松建設と奥村組はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は西松建設が約787万円、奥村組が約765万円。ほぼ同じ水準。
西松建設と奥村組はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は西松建設が77.8点、奥村組が67.7点で、西松建設が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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