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パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと神戸物産の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。小売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが約526万円、神戸物産が約440万円。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのほうが約86万円高い。
  • 売上高はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが2.45兆円、神戸物産が5,517億円で、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが約4.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが7.3%、神戸物産が8.7%で、差は小さい。

数字で比べる

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス神戸物産
働きやすさの点数53.5点(⁠B)44点(C)
平均年収690万円(⁠42.5歳)530万円(⁠38.5歳)
30歳換算年収約526万円約440万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16年7.9年
売上高2.45兆円5,517億円
売上に対する利益の割合7.3%(⁠経常利益)8.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.34倍1.52倍
従業員数(⁠単体)3,704人610人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが1.34倍、神戸物産が1.52倍で、勢いは神戸物産が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが53.5点、神戸物産が44点で、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(⁠PPIH)は、ディスカウントストア「⁠ドン・キホーテ」を中心とする小売グループです。総合スーパーのユニー(⁠アピタ・ピアゴ)も傘下に持ち、アメリカやアジアにも店を広げています。

売上高は約2.5兆円で、卸売・小売業で国内15位です。事業は、国内事業(⁠ドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ、ユニーなど)、北米事業(⁠ハワイ・カリフォルニアのスーパーなど)、アジア事業(⁠「⁠ジャパンブランド」の専門店など)に分かれています。

神戸物産

神戸物産は、「⁠業務スーパー」をフランチャイズで展開し、その商品の企画・開発・調達と、国内外の自社工場での製造を行う会社です。外食・中食(⁠焼肉坂井など)、再生可能エネルギー事業も持っています。1981年に創業者の沼田昭二が兵庫県加古川市で食品スーパー「⁠フレッシュ石守」を開いたのが始まりです。

売上高は約5,517億円です。事業は、業務スーパー、外食・中食、エコ再生エネルギーです。

歴史の違い

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

  1. 1980年日用雑貨の卸売・小売を目的に、東京都杉並区で「⁠株式会社ジャスト」が設立されます。
  2. 1989年東京都府中市に「⁠ドン・キホーテ府中店」を1号店として開き、卸売から小売業に転換します。
  3. 2004〜2007年店舗数が100店を超え、長崎屋を子会社にしてグループの店舗数が200店に達します。
  4. 2013年純粋持株会社体制に移り、北米・ハワイでの店舗運営を始めます。

神戸物産

  1. 1981年沼田昭二が加古川市で食品スーパー「⁠フレッシュ石守」を開業します。
  2. 1992年中国に自社グループ工場を設立します。
  3. 2000年「⁠業務スーパー」のFC本部となり、FCの1号店を兵庫県三木市に開きます。
  4. 2001〜2006年社名を神戸物産に変え、大阪証券取引所に上場します。

いま何に賭けているか

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

2025年8月に長期経営計画「⁠Double Impact 2035」を策定し、2035年6月期に売上高4兆2,000億円、営業利益3,300億円を目指しています。物価上昇などの厳しい環境の中でも、投資効率の高い案件に経営資源を集中するとしています。

神戸物産

「⁠食の製販一体体制」の確立を基本方針とし、原材料の調達からオリジナル商品の開発、販売までを一貫して行うとしています。「⁠外食・中食事業の拡大」「⁠国内PB商品の生産能力強化」「⁠業務スーパーの継続的な成長」を中期の基本方針にしています。2025年7月末から、農産品の全輸入コンテナで残留農薬の自主検査を始めました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい神戸物産。

よくある質問

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと神戸物産はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが約526万円、神戸物産が約440万円。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのほうが約86万円高い。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと神戸物産はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが53.5点、神戸物産が44点で、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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