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日本ハムと江崎グリコの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日本ハムが約702万円、江崎グリコが約638万円。日本ハムのほうが約64万円高い。
  • 売上高は日本ハムが1.46兆円、江崎グリコが3,614億円で、日本ハムが約4.0倍の規模。
  • 売上の4年の伸びは日本ハムが1.27倍、江崎グリコが1.07倍で、勢いは日本ハムが上。

数字で比べる

日本ハム江崎グリコ
働きやすさの点数60.8点(⁠A-)60点(A-)
平均年収875万円(⁠40.1歳)860万円(⁠43.7歳)
30歳換算年収約702万円約638万円
月の平均残業16.7時間未公表
有給取得率61.1%未公表
平均勤続年数15.9年13.4年
売上高1.46兆円3,614億円
売上に対する利益の割合3.7%(⁠税引前利益)3.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.27倍1.07倍
従業員数(⁠単体)1,198人1,456人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は日本ハムが60.8点、江崎グリコが60点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

日本ハム

日本ハム(⁠ニッポンハムグループ)は、ハム・ソーセージなどの加工食品と、豚肉・鶏肉・牛肉などの食肉の生産から販売までを手がける食品会社です。プロ野球の北海道日本ハムファイターズと、ボールパーク「⁠北海道ボールパークFビレッジ」の運営も行っています。

売上高は約1.46兆円です。事業は、加工事業本部(⁠ハム・ソーセージ、加工食品、水産物、乳製品)、食肉事業本部(⁠豚・ブロイラーの生産飼育から処理・加工・販売、オーストラリアでの牛肉など)、ボールパーク事業の3つです。

江崎グリコ

江崎グリコは、「⁠グリコ」「⁠ポッキー」「⁠ビスコ」などの菓子、アイスクリーム、乳製品、レトルト食品、乳幼児用粉ミルク(⁠アイクレオ)、食品原料などを手がける食品会社です。1922年に栄養菓子グリコを大阪三越で発売したのが始まりです。

売上高は約3,614億円です。事業は、健康・食品、乳業、栄養菓子、食品原料、国内その他、海外に分かれています。

歴史の違い

日本ハム

  1. 1942年徳島市で徳島食肉加工場が創設されます。
  2. 1963年鳥清ハムを吸収合併し、社名を日本ハムに変えます。
  3. 1977〜1978年米国のDay-Lee Foodsを買収し、オーストラリアに会社を設立します。
  4. 1979〜1992年加工食品部門に本格進出し、水産加工、乳酸菌飲料事業にも進出します。

江崎グリコ

  1. 1921〜1922年江崎利一がグリコーゲンを成分とする栄養菓子グリコの製造販売を目的に江崎商店を創立し、1922年に大阪三越でグリコを発売します。
  2. 1933年ビスコを創製します。
  3. 1957〜1960年アイスクリーム、チョコレート、チューインガム、カレーの製造販売を始めます。
  4. 1970〜1982年タイに合弁会社をつくり、フランスでポッキー(⁠現地名「⁠ミカド」)の製造販売を始めます。

いま何に賭けているか

日本ハム

2021年に策定した「⁠Vision2030」と「⁠5つのマテリアリティ」を軸にしています。「⁠中期経営計画2026」の最終年度(⁠2027年3月期)は、食肉相場の高騰を踏まえて売上高目標を1兆5,000億円に上げ、事業利益610億円、ROE7.2%を目標にしています。

江崎グリコ

パーパスは「⁠すこやかな毎日、ゆたかな人生」です。2026〜2027年度を「⁠加速フェーズ」とし、売上高を年5〜10%、営業利益を年10〜15%伸ばし、ROE6〜8%を目指しています。会社は、中国・東南アジア・北米での事業成長を拡大の機会としています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本ハム。

よくある質問

日本ハムと江崎グリコはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日本ハムが約702万円、江崎グリコが約638万円。日本ハムのほうが約64万円高い。
日本ハムと江崎グリコはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日本ハムが60.8点、江崎グリコが60点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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