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アコムとオリエントコーポレーションの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。消費者金融・信販の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はアコムが約572万円、オリエントコーポレーションが約501万円。アコムのほうが約71万円高い。
  • 月の平均残業はアコムが21.4時間、オリエントコーポレーションが17.6時間。オリエントコーポレーションのほうが月3.8時間少ない。
  • 有給休暇の取得率はアコムが79.1%、オリエントコーポレーションが80.8%。

数字で比べる

アコムオリエントコーポレーション
働きやすさの点数62.8点(⁠A-)60.1点(⁠A-)
平均年収722万円(⁠40.7歳)666万円(⁠43.1歳)
30歳換算年収約572万円約501万円
月の平均残業21.4時間17.6時間
有給取得率79.1%80.8%
平均勤続年数15.1年17.3年
売上高3,377億円2,476億円
売上に対する利益の割合29.8%(⁠経常利益)5.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.08倍
従業員数(⁠単体)2,125人3,866人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高はアコムが3,377億円、オリエントコーポレーションが2,476億円で、アコムが約1.4倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はアコムが29.8%、オリエントコーポレーションが5.8%で、アコムのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはアコムが1.29倍、オリエントコーポレーションが1.08倍で、勢いはアコムが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はアコムが62.8点、オリエントコーポレーションが60.1点で、アコムが上回る。

何で稼いでいるかの違い

アコム

アコムは、個人向けのローンとクレジットカード、信用保証、タイ・フィリピン・マレーシアでの無担保ローン、債権管理回収などを手がける会社です。三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社です。1978年に消費者金融事業の会社として東京で設立されました。

売上高は約3,377億円です。事業は、ローン・クレジットカード、信用保証、海外金融(⁠タイのEASY BUY、フィリピン、マレーシア)、債権管理回収(⁠アイ・アール債権回収)の4つです。

オリエントコーポレーション

オリエントコーポレーション(⁠オリコ)は、クレジットカード、個品割賦、オートローン、家賃保証や売掛金の決済保証などを手がける信販会社です。1954年に広島で始まり、みずほフィナンシャルグループの持分法適用関連会社で、伊藤忠商事とも業務提携しています。

売上高は約2,476億円です。事業は、決済・保証(⁠売掛金決済保証、家賃決済保証、集金代行、小口リース保証)、カード・融資、個品割賦、海外(⁠タイ、フィリピン、インドネシアのオートローン)などです。

歴史の違い

アコム

  1. 1978年消費者金融事業のアコムを設立し、営業を始めます。
  2. 1979年業界初の年中無休・24時間稼動ATMを銀座店に設置します。
  3. 1993年業界初の自動契約機「⁠むじんくん」を新宿と博多に設置します。
  4. 1999年MasterCard®の発行を始め、クレジットカード事業に進出します。

オリエントコーポレーション

  1. 1954〜1961年広島で協同組合広島クーポンが設立され、広島信用販売株式会社を設立します。
  2. 1974〜1979年広島信販がオリエントファイナンスと合併し、本社機構を東京に移して東証一部に上場します。
  3. 1989年社名をオリエントコーポレーションに変えます。
  4. 2004〜2010年みずほ銀行、伊藤忠商事と業務提携し、2010年にみずほフィナンシャルグループの持分法適用関連会社になります。

いま何に賭けているか

アコム

企業理念は「⁠人間尊重の精神とお客さま第一義に基づき、創造と革新の経営を通じて、楽しく豊かなパーソナルライフの実現と生活文化の向上に貢献する」です。2026年3月期からの中期経営計画で「⁠ビジョン達成に向け、成長サイクルのスピードを上げる」を中期方針とし、国内のローン・クレジットカード事業残高1兆3,149億円、信用保証事業残高1兆6,960億円を目標にしています。

オリエントコーポレーション

パーパスは「⁠その夢の、一歩先へ Open the Future with You」です。強みの与信力をテクノロジーで磨き、ネットワーク経済圏を梃子に、個人・中小企業のお客さまに合ったソリューションを提供するとしています。生成AIなどのデジタル技術の活用を経営上の重要課題にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならアコム、時間のゆとりを取るならオリエントコーポレーション。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいアコム。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いアコムのほうが景気の波に強い。

よくある質問

アコムとオリエントコーポレーションはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はアコムが約572万円、オリエントコーポレーションが約501万円。アコムのほうが約71万円高い。
アコムとオリエントコーポレーションはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はアコムが21.4時間、オリエントコーポレーションが17.6時間。オリエントコーポレーションのほうが月3.8時間少ない。
アコムとオリエントコーポレーションはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はアコムが62.8点、オリエントコーポレーションが60.1点で、アコムが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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