トップ › 会社比較 › 専門商社 › 神鋼商事と松田産業

神鋼商事と松田産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門商社の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は神鋼商事が約796万円、松田産業が約551万円。神鋼商事のほうが約245万円高い。
  • 売上高は神鋼商事が6,081億円、松田産業が6,878億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は神鋼商事が1.8%、松田産業が3.4%で、差は小さい。

数字で比べる

神鋼商事松田産業
働きやすさの点数73.4点(⁠S-)53.2点(⁠B)
平均年収974万円(⁠39.3歳)681万円(⁠39.7歳)
30歳換算年収約796万円約551万円
月の平均残業8.9時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.1年12.1年
売上高6,081億円6,878億円
売上に対する利益の割合1.8%(⁠経常利益)3.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.23倍2.53倍
従業員数(⁠単体)465人1,238人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは神鋼商事が1.23倍、松田産業が2.53倍で、勢いは松田産業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は神鋼商事が73.4点、松田産業が53.2点で、神鋼商事が上回る。

何で稼いでいるかの違い

神鋼商事

神鋼商事は、鉄鋼、アルミ・銅、原料、機械、溶接材料などを扱う商社で、KOBELCOグループの中核商社です。1946年に神戸製鋼所の全額出資で、同社製品の販売と資材の供給を目的に太平商事として設立されました。

売上高は約6,081億円です。事業は、金属(⁠鉄鋼、アルミ・銅、原料)と機械・溶接(⁠機械、溶接)が中心で、関連商品の製造や先端技術分野への投資もしています。

松田産業

松田産業は、半導体・電子部品業界などから出る貴金属スクラップを回収・製錬してリサイクルし、貴金属地金や電子材料を販売する会社です。冷凍魚や畜肉などの食品原材料の販売も手がけています。1978年に貴金属のリサイクル事業を目的としてマツダ貴金属工業を設立したのが実質的な始まりです。

売上高は約6,878億円です。事業は、貴金属関連(⁠貴金属回収製錬、貴金属地金・電子材料の販売、産業廃棄物の収集・運搬・処理)と、食品関連(⁠食品加工原材料の販売、物流サービス)の2つです。

歴史の違い

神鋼商事

  1. 1946年神戸製鋼所の全額出資で、大阪に太平商事として設立されます。
  2. 1960〜1961年社名を神鋼商事に変え、大阪・東京の証券取引所に上場します。
  3. 1966〜1998年米国、マレーシア、タイ、台湾、豪州、中国に会社をつくります。
  4. 2005〜2013年韓国、ドイツ、インド、インドネシア、ベトナム、メキシコに会社をつくります。

松田産業

  1. 1956〜1957年卵白を販売する松田商店と、金属の製錬・販売をする松田商店が設立されます。
  2. 1978年半導体・電子部品業界向けの貴金属リサイクル事業を目的に、マツダ貴金属工業を設立します。
  3. 1992年グループ会社が合併して松田産業になり、パラジウムの鑑定業者に指定されます。
  4. 1995〜2000年自社の白金・パラジウム地金、金・銀地金がロンドンの市場の認定を受けます。

いま何に賭けているか

神鋼商事

企業理念は「⁠誠実をモットーに、新しい価値の創造を通じて、豊かな社会づくりと、みんなの幸せをめざす」です。2025年に、若手リーダー中心のプロジェクトチームの議論を経て、パーパス「⁠自ら変化に挑む 人の力で価値をつくり・むすび・ひらき ワクワクする未来を創造する」を定めました。中期経営計画2026では、KOBELCOグループビジネスの拡大、独自のサプライチェーンの多様化、社会課題の解決に資する新事業を3本柱にしています。

松田産業

企業理念は「⁠限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」です。貴金属関連事業では、リサイクル100%の貴金属を原料とした材料の開発・販売や、リチウムイオン電池などのリサイクルの仕組みづくりを進めました。食品関連事業では、インドとインドネシアの現地法人が稼働を始めました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい松田産業。

よくある質問

神鋼商事と松田産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は神鋼商事が約796万円、松田産業が約551万円。神鋼商事のほうが約245万円高い。
神鋼商事と松田産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は神鋼商事が73.4点、松田産業が53.2点で、神鋼商事が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく