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西武ホールディングスと東京地下鉄の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。大手私鉄の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は西武ホールディングスが約691万円、東京地下鉄が約678万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は西武ホールディングスが27.7時間、東京地下鉄が23.9時間。東京地下鉄のほうが月3.8時間少ない。
  • 売上高は西武ホールディングスが5,133億円、東京地下鉄が4,224億円で、規模は近い。

数字で比べる

西武ホールディングス東京地下鉄
働きやすさの点数58.1点(⁠B)60.8点(⁠A-)
平均年収872万円(⁠40.7歳)837万円(⁠39.7歳)
30歳換算年収約691万円約678万円
月の平均残業27.7時間23.9時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15年12.5年
売上高5,133億円4,224億円
売上に対する利益の割合8.9%(⁠経常利益)18.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.38倍
従業員数(⁠単体)386人9,532人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は西武ホールディングスが8.9%、東京地下鉄が18.8%で、東京地下鉄のほうが稼ぐ力が強い。
  • 当サイトの働きやすさの点数は西武ホールディングスが58.1点、東京地下鉄が60.8点で、東京地下鉄が上回る。

何で稼いでいるかの違い

西武ホールディングス

西武ホールディングスは、西武鉄道、プリンスホテル、西武不動産などを束ねる持株会社です。池袋線・新宿線などの鉄道と沿線事業に加え、ホテル・レジャー施設、高輪・品川エリアなどの不動産開発を手がけています。

売上高は約5,133億円です。事業は、不動産、ホテル・レジャー、都市交通・沿線、その他の4つです。

東京地下鉄

東京地下鉄(⁠東京メトロ)は、東京都区部を中心に9路線の地下鉄を運行する会社です。渋谷ヒカリエなどの不動産、駅の商業施設Echika、駅や車両の広告なども手がけています。1941年設立の帝都高速度交通営団を引き継いで2004年に設立され、2024年10月に東京証券取引所に上場しました。

売上高は約4,224億円です。事業は、運輸(⁠地下鉄)、不動産(⁠渋谷マークシティ、渋谷ヒカリエ、ハラカドなどの賃貸)、ライフ・ビジネスサービス(⁠駅の商業施設、広告、携帯電話通信の許諾など)などです。

歴史の違い

西武ホールディングス

  1. 1912年武蔵野鉄道が設立されます。
  2. 1920〜1956年箱根土地(⁠のちのコクド)が設立され、1956年にプリンスホテルが設立されます。
  3. 2004〜2006年西武鉄道の上場が廃止され、グループの再編を経て、2006年に持株会社の西武ホールディングスが設立されます。
  4. 2014年東京証券取引所市場第一部に上場します。

東京地下鉄

  1. 1927年前身の東京地下鉄道が、東洋初の地下鉄として浅草〜上野間を開業します。
  2. 1941年特殊法人として帝都高速度交通営団が設立されます。
  3. 1954〜2000年丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線の営業を順に始めます。
  4. 2004年営団を引き継いで東京地下鉄株式会社が設立されます。

いま何に賭けているか

西武ホールディングス

2024年に策定した「⁠西武グループ長期戦略2035」で、不動産事業を核とした成長戦略を掲げています。高輪B-1地区の大規模再開発は2030年度中の着工、2035年度の竣工・開業を目指しています。ファンドやREITを使った「⁠キャピタルリサイクル」とM&Aで、非連続的な成長を目指すとしています。

東京地下鉄

グループ理念は「⁠東京を走らせる力」です。旅客運輸収入は通勤・通学需要、都心の開発、インバウンドの増加で好調ですが、労務費・資材価格の高騰で修繕費や外注費が想定を大きく上回っているとしています。加算運賃などの運賃改定制度の適用も検討し、2026年度から出資・M&Aの専任組織を新設するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東京地下鉄のほうが景気の波に強い。

よくある質問

西武ホールディングスと東京地下鉄はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は西武ホールディングスが約691万円、東京地下鉄が約678万円。ほぼ同じ水準。
西武ホールディングスと東京地下鉄はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は西武ホールディングスが27.7時間、東京地下鉄が23.9時間。東京地下鉄のほうが月3.8時間少ない。
西武ホールディングスと東京地下鉄はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は西武ホールディングスが58.1点、東京地下鉄が60.8点で、東京地下鉄が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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