トップ › 会社比較 › 印刷 › 大日本印刷(DNP)とTOPPANホールディングス

大日本印刷(⁠DNP)とTOPPANホールディングスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。印刷の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は大日本印刷(⁠DNP)が約624万円、TOPPANホールディングスが約657万円。TOPPANホールディングスのほうが約33万円高い。
  • 売上高は大日本印刷(⁠DNP)が1.51兆円、TOPPANホールディングスが1.81兆円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は大日本印刷(⁠DNP)が7.9%、TOPPANホールディングスが4.2%で、大日本印刷(⁠DNP)のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

大日本印刷(⁠DNP)TOPPANホールディングス
働きやすさの点数68.8点(⁠A+)71.5点(⁠S-)
平均年収861万円(⁠44.8歳)868万円(⁠42.8歳)
30歳換算年収約624万円約657万円
月の平均残業11.2時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数19.4年15.9年
売上高1.51兆円1.81兆円
売上に対する利益の割合7.9%(⁠経常利益)4.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.13倍1.17倍
従業員数(⁠単体)8,911人1,430人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は大日本印刷(⁠DNP)が68.8点、TOPPANホールディングスが71.5点で、TOPPANホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

大日本印刷(⁠DNP)

大日本印刷(⁠DNP)は、書籍・雑誌などの印刷から始まり、ICカードや決済・認証、ライフ&ヘルスケア、エレクトロニクスまで手がける会社です。1876年に秀英舎として創業しました。丸善やジュンク堂書店、北海道コカ・コーラボトリングもグループ会社です。

売上高は約1.51兆円です。事業は、スマートコミュニケーション(⁠出版、ICカード、決済・認証、デジタルマーケティング、BPO、写真プリント関連など)、ライフ&ヘルスケア、エレクトロニクスの3つです。

TOPPANホールディングス

TOPPANホールディングスは、凸版印刷を前身とする会社で、ICカードや決済・BPOなどの情報コミュニケーション、軟包材や透明バリアフィルムなどのパッケージ、建装材、エレクトロニクスを手がけています。2023年に持株会社になりました。

売上高は約1.81兆円です。事業は、情報コミュニケーション(⁠デジタルビジネス、BPO、ICカード・証券などのセキュアメディア、書籍・雑誌・教科書など)、生活・産業(⁠パッケージ、建装材など)、エレクトロニクスの3つです。

歴史の違い

大日本印刷(⁠DNP)

  1. 1876年東京・京橋で秀英舎として創業します。
  2. 1935年日清印刷と合併し、大日本印刷に社名を変えます。
  3. 1963年北海道コカ・コーラボトリングを設立します。
  4. 2006〜2010年コニカミノルタの証明写真事業を買収し、丸善とジュンク堂書店を子会社にして、丸善CHIホールディングスをつくります。

TOPPANホールディングス

  1. 1900年凸版印刷合資会社として東京で設立されます。
  2. 1965年カナダのムーア社との合弁でビジネスフォームの会社(⁠のちのトッパン・フォームズ)をつくります。
  3. 2000年東京・文京区に「⁠トッパンホール」と「⁠印刷博物館」をオープンします。
  4. 2019〜2022年図書印刷を完全子会社にし、INTERPRINT(⁠建装材)、InterFlex(⁠軟包装)、Max Speciality Films(⁠インド)を買収します。

いま何に賭けているか

大日本印刷(⁠DNP)

2026年4月からの3か年の中期経営計画で、「⁠注力事業の拡大と構造改革の推進」を掲げ、2028年度に過去最高を超える営業利益1,300億円、ROE9.0%を計画しています。事業を「⁠注力事業」「⁠基盤事業」「⁠再構築事業」「⁠成長ポテンシャル事業」に分け、再構築事業では縮小・撤退も検討するとしています。

TOPPANホールディングス

2026年度からの「⁠中期経営計画 2028」で、2031年度までの目指す姿のキーコンセプトを「⁠True Value Transformation」としています。経営ではとくに営業利益の拡大とROEの向上を目指しています。Purposeは「⁠人を想う感性と心に響く技術で、多様な文化が息づく世界に。」です。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い大日本印刷(⁠DNP)のほうが景気の波に強い。

よくある質問

大日本印刷(⁠DNP)とTOPPANホールディングスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は大日本印刷(⁠DNP)が約624万円、TOPPANホールディングスが約657万円。TOPPANホールディングスのほうが約33万円高い。
大日本印刷(⁠DNP)とTOPPANホールディングスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は大日本印刷(⁠DNP)が68.8点、TOPPANホールディングスが71.5点で、TOPPANホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく