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キヤノンマーケティングジャパンとインターネットイニシアティブの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はキヤノンマーケティングジャパンが約569万円、インターネットイニシアティブが約635万円。インターネットイニシアティブのほうが約66万円高い。
  • 月の平均残業はキヤノンマーケティングジャパンが11.4時間、インターネットイニシアティブが24.9時間。キヤノンマーケティングジャパンのほうが月13.5時間少ない。
  • 売上高はキヤノンマーケティングジャパンが6,798億円、インターネットイニシアティブが3,454億円で、キヤノンマーケティングジャパンが約2.0倍の規模。

数字で比べる

キヤノンマーケティングジャパンインターネットイニシアティブ
働きやすさの点数65.5点(⁠A)48.6点(⁠C)
平均年収849万円(⁠48.4歳)747万円(⁠37.5歳)
30歳換算年収約569万円約635万円
月の平均残業11.4時間24.9時間
有給取得率未公表73.5%
平均勤続年数21年8.6年
売上高6,798億円3,454億円
売上に対する利益の割合8.8%(⁠経常利益)10.2%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.23倍1.53倍
従業員数(⁠単体)4,563人3,174人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはキヤノンマーケティングジャパンが1.23倍、インターネットイニシアティブが1.53倍で、勢いはインターネットイニシアティブが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はキヤノンマーケティングジャパンが65.5点、インターネットイニシアティブが48.6点で、キヤノンマーケティングジャパンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

キヤノンマーケティングジャパン

キヤノンマーケティングジャパン(⁠キヤノンMJ)は、キヤノン製品の日本国内での販売・サービス・マーケティングを担う会社です。独自事業として、ITソリューション、半導体製造関連装置などの産業機器、医療情報システムなどのヘルスケアも手がけています。

売上高は約6,798億円です。事業は、コンスーマ(⁠デジタルカメラやインクジェットプリンターなど個人向け)、エンタープライズ(⁠大手・中堅企業向けのITソリューションとキヤノン製品)、エリア(⁠全国の中小企業向け)、プロフェッショナル(⁠印刷業、半導体メーカー、病院などの専門領域)の4つです。

インターネットイニシアティブ

インターネットイニシアティブ(⁠IIJ)は、日本のインターネットサービスプロバイダーの先駆けとして1992年に設立された会社です。主に法人や官公庁向けに、インターネット接続、クラウドなどのアウトソーシング、WAN、システムインテグレーションを提供しています。銀行ATMの運営事業(⁠トラストネットワークス)も持っています。

売上高は約3,454億円です。事業は、ネットワークサービス及びSI(⁠インターネット接続、アウトソーシング、WAN、システムインテグレーション、機器販売)と、ATM運営の2つです。

歴史の違い

キヤノンマーケティングジャパン

  1. 1968年キヤノンの事務機営業部門を母体に、キヤノン事務機販売が設立されます。
  2. 1971年キヤノンカメラ販売などを合併し、キヤノン販売になります。
  3. 2003〜2008年住友金属システムソリューションズ、アルゴ21を買収し、キヤノンITソリューションズをつくります。
  4. 2006年社名をキヤノンマーケティングジャパンに変えます。

インターネットイニシアティブ

  1. 1992〜1993年日本でのインターネットの商用化を目的に設立され、インターネット接続サービスを始めます。
  2. 1997年NTTグループと合弁で、インターネットマルチフィードを設立します。
  3. 2003年NTTを主な引受先とする第三者割当増資で、NTTの持分法適用関連会社になります。
  4. 2008〜2009年MVNOとして法人向けモバイルデータ通信を始め、クラウドサービス「⁠IIJ GIO」を始めます。

いま何に賭けているか

キヤノンマーケティングジャパン

2024年1月に「⁠未来マーケティング企業」を宣言し、パーパス「⁠想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を公表しました。「⁠2026-2030 長期経営構想」で2030ビジョン「⁠人と技術の力で明日を切り拓く事業創造企業グループ」を掲げ、ICTを軸としたサービス型事業の拡大を基本戦略にしています。

インターネットイニシアティブ

社名のとおり、インターネットの技術革新をリードし、ネットワーク社会の発展に貢献することを経営理念にしています。中期計画(⁠2024〜2026年度)で、2027年3月期に売上高3,850億円を見込み、中長期では連結売上高5,000億円規模を目指しています。営業利益は当初目標460億円に対し、385億円の見通しです。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならインターネットイニシアティブ、時間のゆとりを取るならキヤノンマーケティングジャパン。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいインターネットイニシアティブ。

よくある質問

キヤノンマーケティングジャパンとインターネットイニシアティブはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はキヤノンマーケティングジャパンが約569万円、インターネットイニシアティブが約635万円。インターネットイニシアティブのほうが約66万円高い。
キヤノンマーケティングジャパンとインターネットイニシアティブはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はキヤノンマーケティングジャパンが11.4時間、インターネットイニシアティブが24.9時間。キヤノンマーケティングジャパンのほうが月13.5時間少ない。
キヤノンマーケティングジャパンとインターネットイニシアティブはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はキヤノンマーケティングジャパンが65.5点、インターネットイニシアティブが48.6点で、キヤノンマーケティングジャパンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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