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三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。メガバンク・大手銀行の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 月の平均残業は三菱UFJ銀行が21.3時間、三井住友信託銀行が16時間。三井住友信託銀行のほうが月5.3時間少ない。
  • 売上高は三菱UFJ銀行が10.40兆円、三井住友信託銀行が2.82兆円で、三菱UFJ銀行が約3.7倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は三菱UFJ銀行が20.9%、三井住友信託銀行が13.3%で、三菱UFJ銀行のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

三菱UFJ銀行三井住友信託銀行
働きやすさの点数62点(A-)62.3点(⁠A-)
平均年収——
30歳換算年収——
月の平均残業21.3時間16時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.8年16.4年
売上高10.40兆円2.82兆円
売上に対する利益の割合20.9%(⁠経常利益)13.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.57倍2.26倍
従業員数(⁠単体)31,691人13,810人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは三菱UFJ銀行が2.57倍、三井住友信託銀行が2.26倍で、勢いは三菱UFJ銀行が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は三菱UFJ銀行が62点、三井住友信託銀行が62.3点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は、日本最大の金融グループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(⁠MUFG)の中核となる銀行です。三菱銀行、東京銀行、三和銀行、東海銀行という4つの大手銀行が、合併を重ねて一つになりました。

銀行の売上にあたる経常収益は約10.4兆円、経常利益は約2.2兆円です。銀行の基本の稼ぎ方は、預金として集めたお金を企業や個人に貸し、貸出金利と預金金利の差(⁠利ざや)で稼ぐことです。これに加え、送金や外国為替、企業の資金調達の手伝いなどの手数料でも稼ぎます。

三井住友信託銀行

三井住友信託銀行は、国内最大級の信託銀行です。普通の銀行の仕事に加えて、お客さんから財産を預かって運用・管理する「⁠信託」の仕事をしているのが特徴です。企業年金、不動産、資産運用・管理など、お金と財産の専門家集団です。

売上にあたる経常収益は約2.8兆円、経常利益は約3,800億円です。稼ぎ方は、普通の銀行と同じ預金・貸出の利ざやに加え、信託の手数料が大きな柱です。企業年金の運用・管理、不動産の売買仲介、株主名簿の管理(⁠証券代行)など、専門性の高いサービスで手数料を得ています。

歴史の違い

三菱UFJ銀行

  1. 1919年三菱合資会社の銀行部を引き継いで、三菱銀行が設立されます。
  2. 1933〜1946年三和銀行(⁠大阪)、東海銀行(⁠名古屋)、東京銀行(⁠外国為替の専門銀行)が生まれます。
  3. 1996年三菱銀行と東京銀行が合併し、東京三菱銀行になります。
  4. 2002年三和銀行と東海銀行が合併し、UFJ銀行になります。

三井住友信託銀行

  1. 1924〜1925年日本最初の信託会社として三井信託が、翌年に住友信託が設立されます。
  2. 1950〜1960年代戦後の高度成長期に、重工業の設備投資資金を集める「⁠貸付信託」で日本の経済成長を支えます。
  3. 1984年住友信託銀行が、日本で第1号の土地信託を受託します。
  4. 2011年住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングスが経営統合し、三井住友トラスト・ホールディングスが発足します。

いま何に賭けているか

三菱UFJ銀行

今の中期経営計画では、経営環境が大きく変わる機会を捉えて「⁠成長」を取りにいくとしています。MUFGのパーパス「⁠世界が進むチカラになる。」を掲げ、広いネットワークと多様なサービスで、お客さまや社会を「⁠つなぐ」機能を発揮することを目指しています。

三井住友信託銀行

存在意義(⁠パーパス)に「⁠託された未来をひらく」を掲げ、銀行、資産運用・管理、不動産の機能を組み合わせた独自のビジネスモデルで、「⁠本邦最大かつ最高のステイタスを誇る信託グループ」としてグローバルに飛躍することを目指しています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい三菱UFJ銀行。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い三菱UFJ銀行のほうが景気の波に強い。

よくある質問

三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は三菱UFJ銀行が21.3時間、三井住友信託銀行が16時間。三井住友信託銀行のほうが月5.3時間少ない。
三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は三菱UFJ銀行が62点、三井住友信託銀行が62.3点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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