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稲畑産業とカメイの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門商社の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は稲畑産業が約807万円、カメイが約545万円。稲畑産業のほうが約262万円高い。
  • 月の平均残業は稲畑産業が15.1時間、カメイが9.9時間。カメイのほうが月5.2時間少ない。
  • 売上高は稲畑産業が8,327億円、カメイが5,831億円で、稲畑産業が約1.4倍の規模。

数字で比べる

稲畑産業カメイ
働きやすさの点数69.8点(⁠A+)60.9点(⁠A-)
平均年収1,006万円(⁠40.1歳)683万円(⁠40.4歳)
30歳換算年収約807万円約545万円
月の平均残業15.1時間9.9時間
有給取得率67.5%未公表
平均勤続年数12.3年12.6年
売上高8,327億円5,831億円
売上に対する利益の割合3.3%(⁠経常利益)3.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.22倍1.21倍
従業員数(⁠単体)678人1,589人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は稲畑産業が3.3%、カメイが3.2%で、差は小さい。
  • 当サイトの働きやすさの点数は稲畑産業が69.8点、カメイが60.9点で、稲畑産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

稲畑産業

稲畑産業は、情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の分野で商品を販売・製造する商社です。1890年に稲畑勝太郎が京都市で稲畑染料店を開業したのが始まりです。

売上高は約8,327億円です。事業は、情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂の4つで、樹脂コンパウンドの製造もしています。

カメイ

カメイは、宮城県仙台市に本社を置き、エネルギー、食料、建設関連、自動車関連、海外・貿易、ペット関連、ファーマシーなどの事業を営む商社です。1903年に亀井文平が宮城県塩釜で石油、砂糖、洋粉などの販売を始めたのが始まりです。

売上高は約5,831億円です。ガソリン・灯油・LPガスなどの販売、米穀・牛タン・ビール・ワインなどの食料、住宅設備機器や鋼材、仙台トヨペットなどの自動車販売、海外・貿易事業などを手がけています。

歴史の違い

稲畑産業

  1. 1890〜1897年稲畑勝太郎が京都市で稲畑染料店を開業し、本店を大阪に移して、染料や工業薬品などを欧州から輸入します。
  2. 1918〜1943年株式会社稲畑商店になり、社名を稲畑産業に変えます。
  3. 1944年住友化学工業の染料、化学品、医薬品の特約販売店になります。
  4. 1976〜1998年シンガポール、米国、タイ、香港、台湾、フランス、インドネシア、中国、フィリピンに拠点をつくります。

カメイ

  1. 1903〜1908年亀井文平が宮城県塩釜で石油、砂糖、洋粉などの販売を始め、日本石油の三陸沿岸代理販売店になります。
  2. 1932〜1937年株式会社亀井商店になり、自動車、ビール、セメントの販売を始めます。
  3. 1956年仙台トヨペット販売を設立します。
  4. 1985〜1988年社名をカメイに変え、東証2部に上場し、1部に指定されます。

いま何に賭けているか

稲畑産業

社是は「⁠愛」(⁠I)と「⁠敬」(⁠K)で、「⁠人を愛し、敬う」という人間尊重の精神に基づいて社会の発展に貢献することを経営理念にしています。長期ビジョン「⁠IK Vision 2030」で、連結売上高1兆円以上の早期実現と海外比率70%以上を掲げています。中期経営計画「⁠New Challenge 2026」のメインテーマは“投資による成長の加速”です。

カメイ

活動理念は「⁠地域社会に密着し、人々の生活に役立つ総合商社として活動発展することをめざす。」です。エネルギー・インフラ関連を軸にした脱炭素への取り組みを最優先課題とし、食品を中心とした商品を「⁠日本から海外へ」広げるとしています。ROEは当面8%以上を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら稲畑産業、時間のゆとりを取るならカメイ。

よくある質問

稲畑産業とカメイはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は稲畑産業が約807万円、カメイが約545万円。稲畑産業のほうが約262万円高い。
稲畑産業とカメイはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は稲畑産業が15.1時間、カメイが9.9時間。カメイのほうが月5.2時間少ない。
稲畑産業とカメイはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は稲畑産業が69.8点、カメイが60.9点で、稲畑産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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