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日本たばこ産業とヤクルト本社の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。飲料・たばこの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日本たばこ産業が約790万円、ヤクルト本社が約663万円。日本たばこ産業のほうが約127万円高い。
  • 月の平均残業は日本たばこ産業が4.9時間、ヤクルト本社が10.5時間。日本たばこ産業のほうが月5.6時間少ない。
  • 売上高は日本たばこ産業が3.47兆円、ヤクルト本社が4,864億円で、日本たばこ産業が約7.1倍の規模。

数字で比べる

日本たばこ産業ヤクルト本社
働きやすさの点数76.8点(⁠S)73.3点(⁠S-)
平均年収1,004万円(⁠41歳)855万円(⁠41.7歳)
30歳換算年収約790万円約663万円
月の平均残業4.9時間10.5時間
有給取得率未公表86.4%
平均勤続年数13.4年17.1年
売上高3.47兆円4,864億円
売上に対する利益の割合21.3%(⁠税引前利益)12.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.49倍1.17倍
従業員数(⁠単体)5,303人2,912人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは日本たばこ産業が1.49倍、ヤクルト本社が1.17倍で、勢いは日本たばこ産業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日本たばこ産業が76.8点、ヤクルト本社が73.3点で、日本たばこ産業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

日本たばこ産業

JT(⁠日本たばこ産業)は、もとは国のたばこ専売公社だった会社です。今では「⁠メビウス」などのたばこを130以上の国と地域で売る、世界3位以内のたばこメーカーで、利益の大半を海外で稼いでいます。

売上高は約3.5兆円で、食品・飲料製造業で国内1位です。お金の中心はたばこで、社員約5.3万人のうち約4.8万人がたばこ事業にいます。もう一つの柱は、冷凍うどんなどのテーブルマークが担う加工食品事業です。

ヤクルト本社

ヤクルト本社は、乳酸菌飲料「⁠ヤクルト」などの乳製品をつくり、全国のヤクルト販売会社を通じて届ける会社です。海外でも多くの国で乳製品を製造・販売しているほか、化粧品、医薬品、プロ野球(⁠ヤクルト球団)も手がけています。

売上高は約4,864億円です。事業は、飲料および食品製造販売(⁠日本、米州、アジア・オセアニア、ヨーロッパ)と、その他(⁠化粧品、プロ野球)です。

歴史の違い

日本たばこ産業

  1. 1949年国のたばこ専売制度を担う「⁠日本専売公社」が発足します。
  2. 1985年たばこの輸入自由化にあわせて専売制度が廃止され、公社を株式会社にしたJTが生まれます。
  3. 1999年米RJRナビスコから米国外のたばこ事業を買収し、世界企業への第一歩を踏み出します。
  4. 2007年英国のギャラハーを買収し、海外事業をさらに大きくします。

ヤクルト本社

  1. 1935年福岡市で「⁠代田保護菌研究所」として事業が始まり、「⁠ヤクルト」の商標で各地の独立した企業が事業を展開します。
  2. 1955年各地のヤクルト企業全体を指導・統括する組織として、株式会社ヤクルト本社が設立されます。
  3. 1964年初の海外事業所として台湾ヤクルトが営業を始めます。
  4. 1969〜1975年プロ野球球団を取得し、化粧品と医薬品の本格販売を始めます。

いま何に賭けているか

日本たばこ産業

たばこ事業を利益成長の「⁠中核かつ牽引役」と位置づけ、そこへの投資を最優先にしています。グループの存在意義として「⁠心の豊かさを、もっと。」を掲げ、加熱式たばこなど新しい製品で次の成長をつくろうとしています。

ヤクルト本社

長期ビジョン「⁠Yakult Group Global Vision 2030」で、「⁠世界の人々の健康に貢献し続けるヘルスケアカンパニーへの進化」を目指しています。海外は「⁠深耕と拡大」を続け、日本は収益性をさらに高めるとしています。強みとして「⁠研究開発・技術力」と「⁠独自の宅配システム」を挙げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で日本たばこ産業が上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい日本たばこ産業。

よくある質問

日本たばこ産業とヤクルト本社はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日本たばこ産業が約790万円、ヤクルト本社が約663万円。日本たばこ産業のほうが約127万円高い。
日本たばこ産業とヤクルト本社はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は日本たばこ産業が4.9時間、ヤクルト本社が10.5時間。日本たばこ産業のほうが月5.6時間少ない。
日本たばこ産業とヤクルト本社はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日本たばこ産業が76.8点、ヤクルト本社が73.3点で、日本たばこ産業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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