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KOKUSAI ELECTRICとフェローテックの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。半導体・製造装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はKOKUSAI ELECTRICが約707万円、フェローテックが約512万円。KOKUSAI ELECTRICのほうが約195万円高い。
  • 売上高はKOKUSAI ELECTRICが2,351億円、フェローテックが2,889億円で、規模は近い。
  • 売上の4年の伸びはKOKUSAI ELECTRICが0.96倍、フェローテックが2.16倍で、勢いはフェローテックが上。

数字で比べる

KOKUSAI ELECTRICフェローテック
働きやすさの点数70.2点(⁠A+)49.8点(⁠C)
平均年収961万円(⁠44.1歳)670万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約707万円約512万円
月の平均残業19.3時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.1年10.4年
売上高2,351億円2,889億円
売上に対する利益の割合17.3%(⁠税引前利益)9.0%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び0.96倍2.16倍
従業員数(⁠単体)1,193人519人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はKOKUSAI ELECTRICが70.2点、フェローテックが49.8点で、KOKUSAI ELECTRICが上回る。

何で稼いでいるかの違い

KOKUSAI ELECTRIC

KOKUSAI ELECTRICは、半導体製造の前工程のうち「⁠成膜」工程と「⁠熱処理」工程の装置をつくる半導体製造装置メーカーです。日立国際電気の成膜プロセスソリューション事業が前身で、2018年に今の会社になりました。

売上収益は約2,351億円です。事業は半導体製造装置の開発・製造・販売・保守サービスで、LP-CVD製品やALD対応製品などの成膜装置と、熱処理装置を提供しています。

フェローテック

フェローテックは、半導体・FPD製造装置向けの真空シール、石英製品、セラミックス製品、シリコンパーツ、サーモモジュール、パワー半導体用基板、磁性流体などをつくるグループの持株会社です。1980年にフェローフルイディクス社が東京で日本フェローフルイディクスを設立したのが始まりです。

売上高は約2,889億円です。事業は、半導体等装置関連(⁠真空シール、石英製品、セラミックス、CVD-SiC、シリコンパーツ、装置部品洗浄など)と、電子デバイス・車載関連(⁠サーモモジュール、パワー半導体用基板、磁性流体など)です。

歴史の違い

KOKUSAI ELECTRIC

  1. 1949年国際電気通信の狛江工場を母体に、国際電気を設立します。
  2. 1956年ゲルマニウム、シリコン単結晶引上装置を受注し、半導体製造装置事業を始めます。
  3. 1971〜1996年米国、ドイツ、韓国、台湾に現地法人をつくります。
  4. 2000年国際電気、日立電子、八木アンテナが合併し、日立国際電気になります。

フェローテック

  1. 1980〜1983年日本フェローフルイディクスを設立し、真空シールなどの輸入販売と製造を始めます。
  2. 1992〜1995年中国・杭州でサーモモジュールの製造を始め、社名をフェローテックに変えます。
  3. 1999年フェローフルイディクス社を買収します。
  4. 2011〜2019年中国の寧夏、浙江、四川、安徽、江蘇などに多くの会社をつくります。

いま何に賭けているか

KOKUSAI ELECTRIC

企業理念は「⁠KOKUSAI ELECTRIC Way」です。半導体デバイスの多層化、微細化、三次元化に対して、バッチALD技術やプラズマトリートメント技術を生かした高付加価値製品の販売拡大に注力するとしています。2029年3月期までに売上収益3,300億円以上、調整後営業利益率30%以上を目標にしています。

フェローテック

企業理念は「⁠顧客に満足を」「⁠地球にやさしさを」「⁠社会に夢と活力を」です。半導体分野では、製造装置メーカーからの需要が強いマテリアル製品の製造ラインを増やし、部品洗浄サービスも広げるとしています。パワー半導体用のDCB基板やAMB基板の増産も進めるとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいフェローテック。

よくある質問

KOKUSAI ELECTRICとフェローテックはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はKOKUSAI ELECTRICが約707万円、フェローテックが約512万円。KOKUSAI ELECTRICのほうが約195万円高い。
KOKUSAI ELECTRICとフェローテックはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はKOKUSAI ELECTRICが70.2点、フェローテックが49.8点で、KOKUSAI ELECTRICが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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