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大塚ホールディングスと協和キリンの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。製薬の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は大塚ホールディングスが約692万円、協和キリンが約754万円。協和キリンのほうが約62万円高い。
  • 売上高は大塚ホールディングスが2.47兆円、協和キリンが4,968億円で、大塚ホールディングスが約5.0倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は大塚ホールディングスが19.0%、協和キリンが17.6%で、差は小さい。

数字で比べる

大塚ホールディングス協和キリン
働きやすさの点数49.6点(⁠C)74.8点(⁠S)
平均年収1,000万円(⁠46.9歳)987万円(⁠42.4歳)
30歳換算年収約692万円約754万円
月の平均残業未公表25.8時間
有給取得率未公表79.5%
平均勤続年数3.3年20.5年
売上高2.47兆円4,968億円
売上に対する利益の割合19.0%(⁠税引前利益)17.6%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.65倍1.41倍
従業員数(⁠単体)224人3,503人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは大塚ホールディングスが1.65倍、協和キリンが1.41倍で、勢いは大塚ホールディングスが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は大塚ホールディングスが49.6点、協和キリンが74.8点で、協和キリンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

大塚ホールディングス

大塚ホールディングスは、大塚製薬、大鵬薬品、大塚製薬工場、大塚食品などを束ねる持株会社です。医療用医薬品や輸液などの「⁠医療関連」と、医薬部外品・機能性食品・栄養補助食品などの「⁠ニュートラシューティカルズ関連」を2つのコア事業にしています。

売上高は約2.47兆円です。事業は、医療関連(⁠大塚製薬、大鵬薬品の医療用医薬品や、大塚製薬工場の臨床栄養)、ニュートラシューティカルズ関連、消費者関連、その他(⁠倉庫・運送、液晶・分光、化学薬品など)に分かれています。

協和キリン

協和キリンは、キリンホールディングスが親会社の医療用医薬品メーカーです。抗体技術に強みを持ち、X染色体連鎖性低リン血症治療剤「⁠Crysvita」などを世界で販売しています。発酵技術の会社「⁠協和醱酵工業」が前身で、2008年にキリンファーマと統合しました。

売上高は約4,968億円です。事業は医療用医薬品の製造・販売の単一セグメントです。

歴史の違い

大塚ホールディングス

  1. 2008年大塚製薬が株式移転で持株会社の大塚ホールディングスを設立し、大塚製薬工場を完全子会社にします。
  2. 2009年大鵬薬品と大塚化学を完全子会社にし、グループを持株会社の下にまとめます。
  3. 2010年東京証券取引所に上場します。
  4. 2013〜2018年アメリカのアステックス、アバニア、ビステラを買収し、カナダのデイヤフーズも買収します。

協和キリン

  1. 1949年協和産業の第二会社として協和醱酵工業が設立され、東京証券取引所に上場します。
  2. 1956〜1959年発酵法によるグルタミン酸ソーダ製造法の企業化を公表し、抗悪性腫瘍剤「⁠マイトマイシン」を発売します。
  3. 2008年キリンファーマと株式交換で統合し、キリンホールディングスが親会社になって、協和発酵キリンに社名を変えます。
  4. 2011〜2019年英国のProStrakanを買収し、化学品・食品・バイオケミカルなどの事業を譲渡して医薬に集中します。

いま何に賭けているか

大塚ホールディングス

2024〜2028年度の第4次中期経営計画を「⁠新規事業の拡大と次世代の成長を生み出す投資を促進〜創造と成長の5年間〜」と位置づけています。LOE(⁠主力品の独占販売期間の終了)による調整局面を短くし、再び事業利益の2桁以上の成長に戻すことを目標にしています。2035年に向けては「⁠地球環境」「⁠女性の健康」「⁠少子高齢社会」を重点課題にしています。

協和キリン

2030年に向けたビジョンで、「⁠日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出」を掲げています。中長期構想「⁠Vision 2030 and Beyond」では、先進的抗体技術と造血幹細胞遺伝子治療の強みを生かして研究開発を加速するとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい大塚ホールディングス。

よくある質問

大塚ホールディングスと協和キリンはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は大塚ホールディングスが約692万円、協和キリンが約754万円。協和キリンのほうが約62万円高い。
大塚ホールディングスと協和キリンはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は大塚ホールディングスが49.6点、協和キリンが74.8点で、協和キリンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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