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加賀電子と松田産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門商社の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は加賀電子が約623万円、松田産業が約551万円。加賀電子のほうが約72万円高い。
  • 売上高は加賀電子が6,589億円、松田産業が6,878億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は加賀電子が4.5%、松田産業が3.4%で、差は小さい。

数字で比べる

加賀電子松田産業
働きやすさの点数57.3点(⁠B)53.2点(⁠B)
平均年収820万円(⁠42.6歳)681万円(⁠39.7歳)
30歳換算年収約623万円約551万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数13.9年12.1年
売上高6,589億円6,878億円
売上に対する利益の割合4.5%(⁠経常利益)3.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.33倍2.53倍
従業員数(⁠単体)583人1,238人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは加賀電子が1.33倍、松田産業が2.53倍で、勢いは松田産業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は加賀電子が57.3点、松田産業が53.2点で、加賀電子が上回る。

何で稼いでいるかの違い

加賀電子

加賀電子は、半導体や電子部品の販売と、電子機器の受託生産(⁠EMS)を中心とする独立系のエレクトロニクス商社です。パソコンなどの情報機器の販売、CG映像制作、アミューズメント機器なども手がけています。1968年に東京・外神田で設立されました。

売上高は約6,589億円です。事業は、電子部品(⁠半導体、一般電子部品、EMS)、情報機器(⁠パソコン、家電など)、ソフトウェア(⁠CG映像制作など)、その他です。

松田産業

松田産業は、半導体・電子部品業界などから出る貴金属スクラップを回収・製錬してリサイクルし、貴金属地金や電子材料を販売する会社です。冷凍魚や畜肉などの食品原材料の販売も手がけています。1978年に貴金属のリサイクル事業を目的としてマツダ貴金属工業を設立したのが実質的な始まりです。

売上高は約6,878億円です。事業は、貴金属関連(⁠貴金属回収製錬、貴金属地金・電子材料の販売、産業廃棄物の収集・運搬・処理)と、食品関連(⁠食品加工原材料の販売、物流サービス)の2つです。

歴史の違い

加賀電子

  1. 1968年東京・外神田で電子機器・電子部品の販売を目的に設立されます。
  2. 1986〜1997年東京証券取引所市場第二部に上場し、市場第一部に移ります。
  3. 1992〜2002年香港、シンガポール、台湾、中国、タイに会社をつくります。
  4. 2008〜2013年エー・ディ・エムを子会社にし、加賀デバイスと合併させます。

松田産業

  1. 1956〜1957年卵白を販売する松田商店と、金属の製錬・販売をする松田商店が設立されます。
  2. 1978年半導体・電子部品業界向けの貴金属リサイクル事業を目的に、マツダ貴金属工業を設立します。
  3. 1992年グループ会社が合併して松田産業になり、パラジウムの鑑定業者に指定されます。
  4. 1995〜2000年自社の白金・パラジウム地金、金・銀地金がロンドンの市場の認定を受けます。

いま何に賭けているか

加賀電子

経営理念は「⁠すべてはお客様のために」、ビジョンは「⁠我が国業界No.1企業を目指す」「⁠グローバル競争に勝ち残る企業を目指す」です。「⁠中期経営計画 2027」で、2027年度に売上高8,000億円以上、営業利益360億円以上を目標にし、創業60周年の2028年度に「⁠売上高1兆円企業」を見据えています。

松田産業

企業理念は「⁠限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」です。貴金属関連事業では、リサイクル100%の貴金属を原料とした材料の開発・販売や、リチウムイオン電池などのリサイクルの仕組みづくりを進めました。食品関連事業では、インドとインドネシアの現地法人が稼働を始めました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい松田産業。

よくある質問

加賀電子と松田産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は加賀電子が約623万円、松田産業が約551万円。加賀電子のほうが約72万円高い。
加賀電子と松田産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は加賀電子が57.3点、松田産業が53.2点で、加賀電子が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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