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東海旅客鉄道と九州旅客鉄道の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。鉄道の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は東海旅客鉄道が約739万円、九州旅客鉄道が約488万円。東海旅客鉄道のほうが約251万円高い。
  • 売上高は東海旅客鉄道が2.01兆円、九州旅客鉄道が5,004億円で、東海旅客鉄道が約4.0倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は東海旅客鉄道が38.9%、九州旅客鉄道が14.8%で、東海旅客鉄道のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

東海旅客鉄道九州旅客鉄道
働きやすさの点数73.7点(⁠S-)54.4点(⁠B)
平均年収861万円(⁠37歳)640万円(⁠42.5歳)
30歳換算年収約739万円約488万円
月の平均残業18.4時間未公表
有給取得率92.2%未公表
平均勤続年数14.5年13.4年
売上高2.01兆円5,004億円
売上に対する利益の割合38.9%(⁠経常利益)14.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.15倍1.52倍
従業員数(⁠単体)18,518人6,483人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは東海旅客鉄道が2.15倍、九州旅客鉄道が1.52倍で、勢いは東海旅客鉄道が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は東海旅客鉄道が73.7点、九州旅客鉄道が54.4点で、東海旅客鉄道が上回る。

何で稼いでいるかの違い

東海旅客鉄道

JR東海(⁠東海旅客鉄道)は、東京〜名古屋〜大阪を結ぶ東海道新幹線を運営する鉄道会社です。日本の大動脈を担い、売上に対する利益の割合が非常に高い会社です。今は、超電導リニアによる中央新幹線(⁠リニア中央新幹線)の建設を進めています。

売上高は約2.0兆円で、運輸業で国内6位です。事業は、運輸(⁠東海道新幹線、東海地方の在来線、バス)、流通(⁠ジェイアール名古屋タカシマヤなど)、不動産(⁠JRセントラルタワーズなどの駅ビル)、その他(⁠ホテル、旅行、鉄道車両の製造など)の4つです。

九州旅客鉄道

JR九州は、九州新幹線と九州の在来線を運行する鉄道会社です。JR博多シティなどの駅ビル、マンション(⁠MJR、RJR)、ホテル、流通・外食、建設まで、九州全域で幅広く事業を展開しています。「⁠ななつ星in九州」も運行しています。

売上高は約5,004億円です。事業は、運輸サービス、不動産・ホテル、流通・外食、建設、ビジネスサービスの5つです。

歴史の違い

東海旅客鉄道

  1. 1964年国鉄の時代に、東海道新幹線の東京〜新大阪間が開業します。
  2. 1987年国鉄の分割民営化で、JR東海が設立されます。
  3. 1990〜1997年中央新幹線の調査を始め、山梨リニア実験線で走行試験を開始します。
  4. 2000年代名古屋駅にJRセントラルタワーズを開業し、品川駅を開業するなど、新幹線と駅の事業を充実させます。

九州旅客鉄道

  1. 1987年国鉄の分割民営化で、九州旅客鉄道が設立されます。
  2. 1990年代駅ビル、ホテル、住宅、流通などの子会社を次々に設立し、鉄道以外の事業を広げます。
  3. 2004年九州新幹線が開業します。
  4. 2011年九州新幹線が全線開業し、JR博多シティが開業します。

いま何に賭けているか

東海旅客鉄道

東海道新幹線と在来線、そして建設中の中央新幹線の「⁠三世代の鉄道」を運営することを使命としています。開業から60年以上がたつ東海道新幹線の代わりとなる中央新幹線で、大動脈輸送を「⁠二重系化」し、将来の老朽化や大規模災害に備えるとしています。

九州旅客鉄道

経営理念の「⁠わたしたちの夢」は「⁠九州の元気を、世界へ」です。マテリアリティとして、安全の創造とお客さま満足の追求、モビリティサービスを軸にした地域との共創によるまちづくりなどを掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東海旅客鉄道。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東海旅客鉄道のほうが景気の波に強い。

よくある質問

東海旅客鉄道と九州旅客鉄道はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は東海旅客鉄道が約739万円、九州旅客鉄道が約488万円。東海旅客鉄道のほうが約251万円高い。
東海旅客鉄道と九州旅客鉄道はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は東海旅客鉄道が73.7点、九州旅客鉄道が54.4点で、東海旅客鉄道が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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