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シマノとヤマハの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。スポーツ・楽器・レジャー用品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はシマノが約698万円、ヤマハが約599万円。シマノのほうが約99万円高い。
  • 月の平均残業はシマノが27.1時間、ヤマハが16.3時間。ヤマハのほうが月10.8時間少ない。
  • 売上高はシマノが4,662億円、ヤマハが4,653億円で、規模は近い。

数字で比べる

シマノヤマハ
働きやすさの点数63.3点(⁠A-)61.6点(⁠A-)
平均年収899万円(⁠41.6歳)795万円(⁠43歳)
30歳換算年収約698万円約599万円
月の平均残業27.1時間16.3時間
有給取得率未公表81.3%
平均勤続年数15.5年17.5年
売上高4,662億円4,653億円
売上に対する利益の割合10.1%(⁠経常利益)7.6%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び0.85倍1.14倍
従業員数(⁠単体)1,779人3,449人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはシマノが0.85倍、ヤマハが1.14倍で、勢いはヤマハが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はシマノが63.3点、ヤマハが61.6点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

シマノ

シマノは、自転車部品(⁠変速機、ブレーキなど)と釣具(⁠リール、ロッドなど)をつくる会社です。1921年に島野庄三郎が大阪・堺で島野鉄工所を創立し、翌年から自転車部品のフリーホイールをつくり始めました。

売上高は約4,662億円です。事業は、自転車部品、釣具、その他(⁠ロウイング関連用品)の3つです。

ヤマハ

ヤマハは、ピアノ、電子楽器、管楽器、ギターなどの楽器と、業務用・家庭用の音響機器をつくる浜松の会社です。1887年に山葉寅楠がオルガンを修理したことから始まり、ヤマハ音楽教室も運営しています。

売上高は約4,653億円です。事業は、楽器(⁠鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、打楽器、教育楽器、音楽教室、音楽・映像ソフト)、音響機器(⁠ホームオーディオ、音楽制作・配信機器、業務用音響機器、ネットワーク機器、モビリティ音響機器)、その他(⁠自動車用内装部品、FA機器、ゴルフ用品、リゾート)の3つです。

歴史の違い

シマノ

  1. 1921〜1922年島野庄三郎が堺で島野鉄工所を創立し、自転車部品のフリーホイールの製造を始めます。
  2. 1965年米国ニューヨークに現地法人を設立します。
  3. 1970〜1971年釣用リールと釣用竿の製造を始めます。
  4. 1972〜1973年西ドイツとシンガポールに現地法人をつくります。

ヤマハ

  1. 1887〜1900年山葉寅楠が浜松の小学校でオルガンを修理し、オルガン製作に成功します。
  2. 1954〜1959年ヤマハ音楽教室の前身となる教室を開き、エレクトーンの製造を始めます。
  3. 1966〜1984年管楽器の製造を始め、半導体(⁠1972年)や産業用ロボット(⁠1984年)にも参入します。
  4. 1987年創業100周年を機に、社名をヤマハに変えます。

いま何に賭けているか

シマノ

使命は「⁠人と自然のふれあいの中で、新しい価値を創造し、健康とよろこびに貢献する。」です。日本発の「⁠開発型デジタル製造業」として「⁠こころ躍る製品」を提供するとしています。会社は、自転車の市場在庫の調整は全体として緩やかに進み、釣具の市場在庫は概ね適正水準まで改善したとしています。

ヤマハ

企業理念は「⁠感動を・ともに・創る」です。2025年3月末で終わった「⁠Make Waves 2.0」に続き、中期経営計画「⁠Rebuild & Evolve」を進めています。新しい経営ビジョンでは、「⁠音・音楽」領域での新たな価値創造と、世界中の人々の自己表現を後押しする製品・サービスの提供を掲げています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならシマノ、時間のゆとりを取るならヤマハ。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいヤマハ。

よくある質問

シマノとヤマハはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はシマノが約698万円、ヤマハが約599万円。シマノのほうが約99万円高い。
シマノとヤマハはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はシマノが27.1時間、ヤマハが16.3時間。ヤマハのほうが月10.8時間少ない。
シマノとヤマハはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はシマノが63.3点、ヤマハが61.6点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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