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シマノの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、シマノの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. シマノはどんな会社か

シマノは、自転車部品(⁠変速機、ブレーキなど)と釣具(⁠リール、ロッドなど)をつくる会社です。1921年に島野庄三郎が大阪・堺で島野鉄工所を創立し、翌年から自転車部品のフリーホイールをつくり始めました。

いまの状況:使命は「⁠人と自然のふれあいの中で、新しい価値を創造し、健康とよろこびに貢献する。

転機:1972〜1973年 西ドイツとシンガポールに現地法人をつくります/1991〜1992年 社名をシマノに変え、中国・昆山に現地法人を設立します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高4,662億円自動車・輸送機器製造業の上場88社中18位。
売上に対する経常利益の割合10.1%業界中央値5.6%より4.5ポイント高い。
売上の4年の伸び0.85倍業界中央値は1.32倍。
従業員数(⁠単体)1,779人4年で1.18倍。
30歳換算年収約698万円業界中央値は約522万円。
月の平均残業27.1時間業界中央値は19.6時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはシマノの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 自転車部品と釣具という2つの事業を持ち、どちらもマレーシアや中国などの海外子会社でも生産しています。
  • 自転車や釣りを娯楽ではなく「⁠豊かなライフスタイルを提供する文化」ととらえ、その社会的価値の向上を目指すとしています。
  • 売上高は4年前の約0.85倍に減っています。会社は、自転車の市場在庫の調整が緩やかに進んだとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社シマノは、自転車部品、釣具の製造販売を主力とする会社。上場88社の中で売上18位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

シマノカヤバテイ・エス テック日産車体
売上高4,662億円4,815億円4,423億円4,038億円
利益率10.1%(⁠経常)7.3%(⁠税引前)2.3%(⁠営業)3.7%(⁠経常)
4年の売上の伸び0.85倍1.24倍1.26倍1.88倍
30歳換算年収698万円547万円609万円578万円
月の残業27.1時間18.6時間16.1時間23.4時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について<人的資本投資への基本的な考え方>当社グループは、創業以来、「⁠和して厳しく」の精神のもと、多様な価値観・強みを持つ従業員に応じたキャリア開発を推し進めています。■人材育成方針当社グループでは、企業理念やこころざしを体現する人材育成の基本的な考え方として「⁠シマノコンピテンシー」を制定し、「⁠企業」「⁠組織」「⁠個人」の3つの側面から、「⁠価値創造企業」の実現に向けた人材像を可視化しています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:安全・創造・グローバル・デジタル・成長

どの事業に人がいるか

  • 自転車部品:6,633人(⁠72%)
  • 釣具:2,619人(⁠28%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。

5. 逆質問の例

  • 「⁠人と自然のふれあいの中で、新しい価値を創造し、健康とよろこびに貢献する。」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い