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ブリヂストンと日本精工の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はブリヂストンが約593万円、日本精工が約606万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はブリヂストンが19時間、日本精工が6.4時間。日本精工のほうが月12.6時間少ない。
  • 売上高はブリヂストンが4.43兆円、日本精工が9,116億円で、ブリヂストンが約4.9倍の規模。

数字で比べる

ブリヂストン日本精工
働きやすさの点数58.3点(⁠B)67.5点(⁠A+)
平均年収771万円(⁠42.1歳)788万円(⁠42.1歳)
30歳換算年収約593万円約606万円
月の平均残業19時間6.4時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.4年15年
売上高4.43兆円9,116億円
売上に対する利益の割合8.0%(⁠税引前利益)4.2%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.36倍1.05倍
従業員数(⁠単体)13,934人7,231人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はブリヂストンが8.0%、日本精工が4.2%で、ブリヂストンのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはブリヂストンが1.36倍、日本精工が1.05倍で、勢いはブリヂストンが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はブリヂストンが58.3点、日本精工が67.5点で、日本精工が上回る。

何で稼いでいるかの違い

ブリヂストン

ブリヂストンは、自動車などのタイヤをつくる世界的なメーカーです。福岡県久留米市で生まれ、アメリカの老舗ファイアストンを買収して世界に広がりました。いまはタイヤを売るだけでなく、タイヤの使い方まで含めて支える「⁠ソリューションカンパニー」を目指しています。

売上高は約4.4兆円で、ゴム製品の業界で国内1位です。お金の中心はタイヤで、新車に最初から付けるタイヤと、交換用のタイヤの両方を売っています。乗用車だけでなく、トラック・バス、鉱山で使う巨大な車両、航空機のタイヤまで幅広く扱います。

日本精工

日本精工(⁠NSK)は、軸受(⁠ベアリング)をつくる会社です。産業機械向けと自動車向けの軸受のほか、ボールねじ、リニアガイド、自動車のステアリングなども手がけています。1916年に、日本で初めて軸受の生産を始めた会社として設立されました。

売上高は約9,116億円です。事業は、産業機械(⁠一般産業向けの軸受、精密機器関連製品、状態監視システム)、自動車(⁠自動車向けの軸受、自動変速機用部品)、ステアリングの3つです。

歴史の違い

ブリヂストン

  1. 1931年福岡県久留米市にブリッヂストンタイヤを設立し、自動車タイヤの生産を始めます。
  2. 1935〜1949年ゴルフボール、ホースの生産を始め、自転車の会社を分離して設立します。
  3. 1960〜1970年代タイやインドネシアに合弁会社をつくり、海外に出ていきます。
  4. 1988年アメリカの大手タイヤメーカー、ファイアストンを買収。

日本精工

  1. 1916年東京・品川で日本精工を設立し、日本で初めて軸受の生産を始めます。
  2. 1962〜1975年米国、ドイツ、ブラジル、英国、シンガポールなどに販売・製造拠点をつくります。
  3. 1990年英国最大の軸受メーカー、UPI社を買収します。
  4. 2021年英国スペクトリス社から状態監視システム事業を取得します。

いま何に賭けているか

ブリヂストン

タイヤ事業を中核に、魅力的な商品とコスト競争力を両立させることを成長の中心に据えています。あわせて、ソリューション事業と、使い終わったタイヤを原材料に戻すリサイクル事業を伸ばし、2050年に「⁠サステナブルなソリューションカンパニー」になることを目指しています。

日本精工

2026年5月に、10年後に目指す姿『⁠NSKビジョン2036』と『⁠中期経営計画2028』を発表しました。ビジョンは「⁠トライボロジーソリューションで理想の動きを共に実現する」です。会社は、自動車生産台数の下振れや工作機械・家電の需要回復の遅れで軸受業界の競争が厳しくなったとし、計画を1年前倒しで作り直しました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいブリヂストン。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いブリヂストンのほうが景気の波に強い。

よくある質問

ブリヂストンと日本精工はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はブリヂストンが約593万円、日本精工が約606万円。ほぼ同じ水準。
ブリヂストンと日本精工はどちらが残業が少ない?
月の平均残業はブリヂストンが19時間、日本精工が6.4時間。日本精工のほうが月12.6時間少ない。
ブリヂストンと日本精工はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はブリヂストンが58.3点、日本精工が67.5点で、日本精工が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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