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カゴメと日本ハムの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はカゴメが約690万円、日本ハムが約702万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業はカゴメが12.7時間、日本ハムが16.7時間。カゴメのほうが月4時間少ない。
  • 売上高はカゴメが2,943億円、日本ハムが1.46兆円で、日本ハムが約5.0倍の規模。

数字で比べる

カゴメ日本ハム
働きやすさの点数70点(A+)60.8点(⁠A-)
平均年収904万円(⁠42.4歳)875万円(⁠40.1歳)
30歳換算年収約690万円約702万円
月の平均残業12.7時間16.7時間
有給取得率未公表61.1%
平均勤続年数14.6年15.9年
売上高2,943億円1.46兆円
売上に対する利益の割合7.2%(⁠税引前利益)3.7%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.55倍1.27倍
従業員数(⁠単体)1,737人1,198人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はカゴメが7.2%、日本ハムが3.7%で、カゴメのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはカゴメが1.55倍、日本ハムが1.27倍で、勢いはカゴメが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はカゴメが70点、日本ハムが60.8点で、カゴメが上回る。

何で稼いでいるかの違い

カゴメ

カゴメは、トマトケチャップ、トマトジュース、「⁠野菜生活100」などの野菜飲料をつくる食品会社です。1899年に創業者の蟹江一太郎が西洋野菜の栽培を始めたことから始まり、海外ではトマトペーストなどの一次加工や農業生産も手がけています。

売上高は約2,943億円です。事業は、国内加工食品(⁠飲料、通販、トマトケチャップなどの食品)と国際事業(⁠トマトペーストなどの一次加工、ピザソースなどの二次加工)の2つが中心です。

日本ハム

日本ハム(⁠ニッポンハムグループ)は、ハム・ソーセージなどの加工食品と、豚肉・鶏肉・牛肉などの食肉の生産から販売までを手がける食品会社です。プロ野球の北海道日本ハムファイターズと、ボールパーク「⁠北海道ボールパークFビレッジ」の運営も行っています。

売上高は約1.46兆円です。事業は、加工事業本部(⁠ハム・ソーセージ、加工食品、水産物、乳製品)、食肉事業本部(⁠豚・ブロイラーの生産飼育から処理・加工・販売、オーストラリアでの牛肉など)、ボールパーク事業の3つです。

歴史の違い

カゴメ

  1. 1899〜1908年創業者の蟹江一太郎が西洋野菜の栽培を始め、トマトソース(⁠今のトマトピューレー)、トマトケチャップ、ウスターソースの製造・販売を始めます。
  2. 1933年トマトジュースを発売します。
  3. 1963年社名をカゴメに変えます。
  4. 1995年野菜飲料「⁠野菜生活100」を発売します。

日本ハム

  1. 1942年徳島市で徳島食肉加工場が創設されます。
  2. 1963年鳥清ハムを吸収合併し、社名を日本ハムに変えます。
  3. 1977〜1978年米国のDay-Lee Foodsを買収し、オーストラリアに会社を設立します。
  4. 1979〜1992年加工食品部門に本格進出し、水産加工、乳酸菌飲料事業にも進出します。

いま何に賭けているか

カゴメ

会社は、事業利益の41%を国際事業が占める構造になり、経営体制もそれに対応させる必要があるとしています。「⁠食を通じた社会課題の解決」「⁠農からの価値形成」をカゴメの強みとし、企業文化をグローバルに広げることを課題にしています。

日本ハム

2021年に策定した「⁠Vision2030」と「⁠5つのマテリアリティ」を軸にしています。「⁠中期経営計画2026」の最終年度(⁠2027年3月期)は、食肉相場の高騰を踏まえて売上高目標を1兆5,000億円に上げ、事業利益610億円、ROE7.2%を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいカゴメ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いカゴメのほうが景気の波に強い。

よくある質問

カゴメと日本ハムはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はカゴメが約690万円、日本ハムが約702万円。ほぼ同じ水準。
カゴメと日本ハムはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はカゴメが12.7時間、日本ハムが16.7時間。カゴメのほうが月4時間少ない。
カゴメと日本ハムはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はカゴメが70点、日本ハムが60.8点で、カゴメが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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