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カゴメと江崎グリコの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。食品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はカゴメが約690万円、江崎グリコが約638万円。カゴメのほうが約52万円高い。
  • 売上高はカゴメが2,943億円、江崎グリコが3,614億円で、規模は近い。
  • 売上の4年の伸びはカゴメが1.55倍、江崎グリコが1.07倍で、勢いはカゴメが上。

数字で比べる

カゴメ江崎グリコ
働きやすさの点数70点(A+)60点(A-)
平均年収904万円(⁠42.4歳)860万円(⁠43.7歳)
30歳換算年収約690万円約638万円
月の平均残業12.7時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.6年13.4年
売上高2,943億円3,614億円
売上に対する利益の割合7.2%(⁠税引前利益)3.2%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.55倍1.07倍
従業員数(⁠単体)1,737人1,456人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はカゴメが70点、江崎グリコが60点で、カゴメが上回る。

何で稼いでいるかの違い

カゴメ

カゴメは、トマトケチャップ、トマトジュース、「⁠野菜生活100」などの野菜飲料をつくる食品会社です。1899年に創業者の蟹江一太郎が西洋野菜の栽培を始めたことから始まり、海外ではトマトペーストなどの一次加工や農業生産も手がけています。

売上高は約2,943億円です。事業は、国内加工食品(⁠飲料、通販、トマトケチャップなどの食品)と国際事業(⁠トマトペーストなどの一次加工、ピザソースなどの二次加工)の2つが中心です。

江崎グリコ

江崎グリコは、「⁠グリコ」「⁠ポッキー」「⁠ビスコ」などの菓子、アイスクリーム、乳製品、レトルト食品、乳幼児用粉ミルク(⁠アイクレオ)、食品原料などを手がける食品会社です。1922年に栄養菓子グリコを大阪三越で発売したのが始まりです。

売上高は約3,614億円です。事業は、健康・食品、乳業、栄養菓子、食品原料、国内その他、海外に分かれています。

歴史の違い

カゴメ

  1. 1899〜1908年創業者の蟹江一太郎が西洋野菜の栽培を始め、トマトソース(⁠今のトマトピューレー)、トマトケチャップ、ウスターソースの製造・販売を始めます。
  2. 1933年トマトジュースを発売します。
  3. 1963年社名をカゴメに変えます。
  4. 1995年野菜飲料「⁠野菜生活100」を発売します。

江崎グリコ

  1. 1921〜1922年江崎利一がグリコーゲンを成分とする栄養菓子グリコの製造販売を目的に江崎商店を創立し、1922年に大阪三越でグリコを発売します。
  2. 1933年ビスコを創製します。
  3. 1957〜1960年アイスクリーム、チョコレート、チューインガム、カレーの製造販売を始めます。
  4. 1970〜1982年タイに合弁会社をつくり、フランスでポッキー(⁠現地名「⁠ミカド」)の製造販売を始めます。

いま何に賭けているか

カゴメ

会社は、事業利益の41%を国際事業が占める構造になり、経営体制もそれに対応させる必要があるとしています。「⁠食を通じた社会課題の解決」「⁠農からの価値形成」をカゴメの強みとし、企業文化をグローバルに広げることを課題にしています。

江崎グリコ

パーパスは「⁠すこやかな毎日、ゆたかな人生」です。2026〜2027年度を「⁠加速フェーズ」とし、売上高を年5〜10%、営業利益を年10〜15%伸ばし、ROE6〜8%を目指しています。会社は、中国・東南アジア・北米での事業成長を拡大の機会としています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいカゴメ。

よくある質問

カゴメと江崎グリコはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はカゴメが約690万円、江崎グリコが約638万円。カゴメのほうが約52万円高い。
カゴメと江崎グリコはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はカゴメが70点、江崎グリコが60点で、カゴメが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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