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日東電工とミネベアミツミの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。電子部品・半導体装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は日東電工が約664万円、ミネベアミツミが約566万円。日東電工のほうが約98万円高い。
  • 月の平均残業は日東電工が16.9時間、ミネベアミツミが6.7時間。ミネベアミツミのほうが月10.2時間少ない。
  • 売上高は日東電工が1.03兆円、ミネベアミツミが1.66兆円で、ミネベアミツミが約1.6倍の規模。

数字で比べる

日東電工ミネベアミツミ
働きやすさの点数65.1点(⁠A)69点(A+)
平均年収844万円(⁠41歳)785万円(⁠45歳)
30歳換算年収約664万円約566万円
月の平均残業16.9時間6.7時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.5年16.3年
売上高1.03兆円1.66兆円
売上に対する利益の割合18.0%(⁠税引前利益)8.0%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.20倍1.48倍
従業員数(⁠単体)6,813人4,946人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は日東電工が18.0%、ミネベアミツミが8.0%で、日東電工のほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは日東電工が1.20倍、ミネベアミツミが1.48倍で、勢いはミネベアミツミが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は日東電工が65.1点、ミネベアミツミが69点で、ミネベアミツミが上回る。

何で稼いでいるかの違い

日東電工

日東電工(⁠Nitto)は、工業用テープなどの基盤機能材料、光学フィルムや回路材料、核酸医薬の受託製造や高分子分離膜などのヒューマンライフ事業を手がける素材メーカーです。1918年に電気絶縁材料の国産化を目的に設立されました。

売上高は約1.03兆円です。事業は、インダストリアルテープ(⁠接合・保護・プロセス・自動車材料)、オプトロニクス(⁠光学フィルム、CIS、高精度基板など)、ヒューマンライフ(⁠核酸受託製造、医療関連材料、高分子分離膜、衛生材料など)の3つが中心です。

ミネベアミツミ

ミネベアミツミは、ベアリング、モーター、アナログ半導体、センサー、自動車のドア部品などをつくる精密部品メーカーです。1951年に日本最初のミニチュアベアリング専門メーカー「⁠日本ミネチュアベアリング」として設立されました。

売上高は約1.66兆円です。事業は、プレシジョンテクノロジーズ(⁠ベアリング、HDD用部品、航空機用ねじ)、モーター・ライティング&センシング(⁠モーター、液晶用バックライト、計測機器など)、セミコンダクタ&エレクトロニクス(⁠半導体、電源部品など)、アクセスソリューションズ(⁠キーセット、ドアラッチなどの自動車部品)の4つです。

歴史の違い

日東電工

  1. 1918年電気絶縁材料の国産化を目的に、日東電気工業が東京・大崎で設立されます。
  2. 1946〜1961年ブラックテープの製造でテープ事業に進出し、乾電池・磁気テープ部門をマクセル電気工業として分離します。
  3. 1973〜1983年フレキシブル回路基板、液晶表示用偏光フィルム、高分子分離膜、経皮吸収型テープ製剤の製造を次々に始めます。
  4. 1987〜1988年米国の分離膜会社Hydranauticsを買収し、社名を日東電工に変えます。

ミネベアミツミ

  1. 1951年東京・板橋で、日本最初のミニチュアベアリング専門メーカー、日本ミネチュアベアリングを設立します。
  2. 1965年工場と本社を長野県の軽井沢工場に移します。
  3. 1968〜1980年米国、英国、シンガポール、西ドイツ、タイに現地法人をつくり、1971年に米国で生産を始めます。
  4. 1981年系列メーカー4社を合併し、社名をミネベアに変えます。

いま何に賭けているか

日東電工

経営理念のミッションは「⁠新しい発想でお客様の価値創造に貢献します。」です。新用途開拓と新製品開発で需要をつくる「⁠三新活動」と、ニッチな領域でシェアNo.1を狙う「⁠ニッチトップ戦略」でイノベーションを加速し、環境・人類への貢献度の高い製品を「⁠ダブル認定」製品として増やすとしています。

ミネベアミツミ

ビジョンは「⁠世界を動かす、なくてはならない会社」です。ベアリング、アナログ半導体、モーター、アクセス製品、センサー、コネクタ/スイッチ、電源、無線/通信/ソフトウエアの8つをコア事業「⁠8本槍」とし、これらを掛け合わせる「⁠相合」で新しい製品を生み出すとしています。会社は、ヒューマノイドロボット、自動運転、ドローンなどの新しい市場の拡大を見込んでいます。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るなら日東電工、時間のゆとりを取るならミネベアミツミ。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいミネベアミツミ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い日東電工のほうが景気の波に強い。

よくある質問

日東電工とミネベアミツミはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は日東電工が約664万円、ミネベアミツミが約566万円。日東電工のほうが約98万円高い。
日東電工とミネベアミツミはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は日東電工が16.9時間、ミネベアミツミが6.7時間。ミネベアミツミのほうが月10.2時間少ない。
日東電工とミネベアミツミはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は日東電工が65.1点、ミネベアミツミが69点で、ミネベアミツミが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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