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熊谷組と西松建設の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。準大手・中堅ゼネコンの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は熊谷組が約677万円、西松建設が約787万円。西松建設のほうが約110万円高い。
  • 売上高は熊谷組が4,877億円、西松建設が3,960億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は熊谷組が5.5%、西松建設が6.9%で、差は小さい。

数字で比べる

熊谷組西松建設
働きやすさの点数70点(A+)77.8点(⁠S)
平均年収918万円(⁠44歳)1,062万円(⁠43.8歳)
30歳換算年収約677万円約787万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数18.6年18.9年
売上高4,877億円3,960億円
売上に対する利益の割合5.5%(⁠経常利益)6.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.15倍1.22倍
従業員数(⁠単体)2,740人2,706人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は熊谷組が70点、西松建設が77.8点で、西松建設が上回る。

何で稼いでいるかの違い

熊谷組

熊谷組は、土木工事と建築工事を手がける総合建設会社です。1898年に熊谷三太郎が土木建築請負業を開業し、鉄道工事や水力発電所工事を手がけてきました。道路舗装のガイアートなどもグループ会社です。

売上高は約4,877億円です。事業は、土木、建築などの建設事業が中心で、子会社のガイアートが道路工事、テクノスが建設用資機材の製造販売などを行っています。

西松建設

西松建設は、土木工事と建築工事を手がける総合建設会社です。不動産の開発・賃貸などのアセットバリューアッド事業、再生可能エネルギーなどの地域環境ソリューション事業も持っています。1874年に西松桂輔が土木建築請負の業を始めたのが起源です。

売上高は約3,960億円です。事業は、建設(⁠土木、建築、国際)、アセットバリューアッド(⁠不動産の販売・賃貸など)、地域環境ソリューションです。伊藤忠商事がその他の関係会社です。

歴史の違い

熊谷組

  1. 1898年熊谷三太郎が個人経営の土木建築請負業を開業します。
  2. 1938年株式会社になります。
  3. 1945〜1948年建築部門に進出し、全国に支店を開きます。
  4. 1963年道路部を分離独立させ、熊谷道路(⁠今のガイアート)を設立します。

西松建設

  1. 1874年西松桂輔が土木建築請負の業を始めます。
  2. 1914〜1937年西松光治郎が西松工業所として独立経営を始め、株式会社西松組を設立します。
  3. 1948年社名を西松建設に変えます。
  4. 1961〜1965年東京証券取引所に上場し、香港支店を開きます。

いま何に賭けているか

熊谷組

グループビジョンは「⁠高める、つくる、そして、支える。」です。中期経営計画(⁠2024〜2026年度)のスローガンは「⁠持続的成長への新たな挑戦」で、「⁠稼ぐ力」「⁠選ばれる力」を強め、周辺事業を加速させる「⁠両利きの経営」を目指しています。会社は、2026年度からの国土強靱化計画で公共投資が大幅に拡大すると見ています。

西松建設

企業理念は「⁠価値ある建造物とサービスで安心して暮らせる持続可能な社会をつくる」です。2026年5月に長期ビジョン「⁠西松-Vision 2035」を策定し、2035年度に営業利益650億円、ROE12%程度、「⁠魅力あるゼネコンNo.1」を目指しています。M&Aを含む成長投資を進めるとしています。

よくある質問

熊谷組と西松建設はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は熊谷組が約677万円、西松建設が約787万円。西松建設のほうが約110万円高い。
熊谷組と西松建設はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は熊谷組が70点、西松建設が77.8点で、西松建設が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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