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きんでんと高砂熱学工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。設備工事の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はきんでんが約775万円、高砂熱学工業が約970万円。高砂熱学工業のほうが約195万円高い。
  • 売上高はきんでんが7,507億円、高砂熱学工業が4,239億円で、きんでんが約1.8倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はきんでんが12.6%、高砂熱学工業が11.9%で、差は小さい。

数字で比べる

きんでん高砂熱学工業
働きやすさの点数74.2点(⁠S)75.4点(⁠S)
平均年収997万円(⁠41.6歳)1,246万円(⁠41.5歳)
30歳換算年収約775万円約970万円
月の平均残業未公表26.1時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数19.5年11.9年
売上高7,507億円4,239億円
売上に対する利益の割合12.6%(⁠経常利益)11.9%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.32倍1.40倍
従業員数(⁠単体)8,676人2,469人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はきんでんが74.2点、高砂熱学工業が75.4点で、ほぼ同じ。

何で稼いでいるかの違い

きんでん

きんでんは、ビルや工場の電気工事、配電・送電線工事、情報通信工事、空調管工事などを手がける設備工事会社です。1944年に近畿地方の電気工事業者が統合して、近畿電気工事として大阪で設立されました。関西電力がその他の関係会社です。

売上高(⁠完成工事高)は約7,507億円です。電気工事(⁠配電、一般電気、送電線、発変電所など)、情報通信工事、空調管工事、内装設備工事、土木工事などを行っています。

高砂熱学工業

高砂熱学工業は、空調設備の設計・施工を中心とする設備工事会社です。設備の保守・管理、空調機器の製造・販売も手がけています。1923年に高砂煖房工事として設立されました。

売上高は約4,239億円です。事業は、設備工事(⁠空調設備の設計・施工、保守・管理)と、設備機器の製造・販売(⁠日本ピーマックの空調機器)です。

歴史の違い

きんでん

  1. 1944年近畿の電気工事業者が統合し、近畿電気工事を大阪市で設立します。
  2. 1952〜1976年広島、名古屋、東京、九州、北海道、東北、四国に支社を設けます。
  3. 1984〜2005年タイ、米国(⁠ハワイ)、ベトナム、インドネシアに会社を設立します。
  4. 1990年社名をきんでんに変えます。

高砂熱学工業

  1. 1923年旧高砂工業の煖房工事部を引き継ぎ、高砂煖房工事を設立します。
  2. 1943年社名を高砂熱学工業に変えます。
  3. 1969〜1973年東京証券取引所に上場し、市場第一部に指定されます。
  4. 1980〜1984年海外事業本部をつくり、マレーシアとタイに会社を設立します。

いま何に賭けているか

きんでん

当期は完成工事高、すべての利益とも創業以来の最高でした。会社は、旺盛な建設需要や、建設コストの価格転嫁の広がり、「⁠担い手三法改正」などで「⁠適正工期・適正金額の確保」に向けた動きが進んだことを背景に挙げています。中期経営計画『⁠Sustainable Growth 2026 ~人、心、そして未来へ~』の成長指標「⁠売上高7,000億円程度・営業利益500億円程度」を2年前倒しで達成しました。

高砂熱学工業

パーパスは『⁠環境革新で、地球の未来をきりひらく。』です。「⁠高砂熱学グループ長期ビジョン2040」で、空調設備事業を核に、建設、設備保守・管理、カーボンニュートラル、環境機器製造・販売の4つの事業ドメインをDXで連携させるとしています。会社は、生成AIやデータセンター・半導体の需要増による電力需要の拡大を見込んでいます。

よくある質問

きんでんと高砂熱学工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はきんでんが約775万円、高砂熱学工業が約970万円。高砂熱学工業のほうが約195万円高い。
きんでんと高砂熱学工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はきんでんが74.2点、高砂熱学工業が75.4点で、ほぼ同じ。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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