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セブン&アイ・ホールディングスと神戸物産の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。小売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はセブン&アイ・ホールディングスが約616万円、神戸物産が約440万円。セブン&アイ・ホールディングスのほうが約176万円高い。
  • 売上高はセブン&アイ・ホールディングスが10.43兆円、神戸物産が5,517億円で、セブン&アイ・ホールディングスが約18.9倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はセブン&アイ・ホールディングスが3.6%、神戸物産が8.7%で、神戸物産のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

セブン&アイ・ホールディングス神戸物産
働きやすさの点数62.8点(⁠A-)44点(C)
平均年収855万円(⁠45.1歳)530万円(⁠38.5歳)
30歳換算年収約616万円約440万円
月の平均残業16.7時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数16.9年7.9年
売上高10.43兆円5,517億円
売上に対する利益の割合3.6%(⁠経常利益)8.7%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.19倍1.52倍
従業員数(⁠単体)866人610人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはセブン&アイ・ホールディングスが1.19倍、神戸物産が1.52倍で、勢いは神戸物産が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はセブン&アイ・ホールディングスが62.8点、神戸物産が44点で、セブン&アイ・ホールディングスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

セブン&アイ・ホールディングス

セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニの「⁠セブン‐イレブン」を日本と世界で展開する会社です。かつてはイトーヨーカ堂やそごう・西武も持つ流通グループでしたが、2025年からコンビニ事業に特化した会社に生まれ変わりました。

売上高は約10.4兆円で、卸売・小売業で国内6位です。いまの事業の中心は、国内のセブン‐イレブンと、北米を中心とする海外のセブン‐イレブン(⁠7-Eleven, Inc.)の二つです。

神戸物産

神戸物産は、「⁠業務スーパー」をフランチャイズで展開し、その商品の企画・開発・調達と、国内外の自社工場での製造を行う会社です。外食・中食(⁠焼肉坂井など)、再生可能エネルギー事業も持っています。1981年に創業者の沼田昭二が兵庫県加古川市で食品スーパー「⁠フレッシュ石守」を開いたのが始まりです。

売上高は約5,517億円です。事業は、業務スーパー、外食・中食、エコ再生エネルギーです。

歴史の違い

セブン&アイ・ホールディングス

  1. 2005年セブン‐イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、デニーズジャパンが共同で持株会社をつくり、セブン&アイ・ホールディングスが生まれます。
  2. 2006年そごう・西武の親会社(⁠ミレニアムリテイリング)を傘下に入れ、百貨店まで持つ巨大な流通グループになります。
  3. 2008〜2011年セブン銀行を上場させるなど、金融事業を広げます。
  4. 2021年北米のガソリンスタンド併設コンビニ、Speedwayを買収し、海外事業を大きくします。

神戸物産

  1. 1981年沼田昭二が加古川市で食品スーパー「⁠フレッシュ石守」を開業します。
  2. 1992年中国に自社グループ工場を設立します。
  3. 2000年「⁠業務スーパー」のFC本部となり、FCの1号店を兵庫県三木市に開きます。
  4. 2001〜2006年社名を神戸物産に変え、大阪証券取引所に上場します。

いま何に賭けているか

セブン&アイ・ホールディングス

2025年8月に「⁠7-Elevenの変革」と題した計画(⁠変革プラン)を発表しました。会社は、近年「⁠イノベーションの鈍化と事業の推進力低下」があったと認め、一つの7-Elevenブランドとして世界で一貫した成長戦略を進めるとしています。

神戸物産

「⁠食の製販一体体制」の確立を基本方針とし、原材料の調達からオリジナル商品の開発、販売までを一貫して行うとしています。「⁠外食・中食事業の拡大」「⁠国内PB商品の生産能力強化」「⁠業務スーパーの継続的な成長」を中期の基本方針にしています。2025年7月末から、農産品の全輸入コンテナで残留農薬の自主検査を始めました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい神戸物産。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い神戸物産のほうが景気の波に強い。

よくある質問

セブン&アイ・ホールディングスと神戸物産はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はセブン&アイ・ホールディングスが約616万円、神戸物産が約440万円。セブン&アイ・ホールディングスのほうが約176万円高い。
セブン&アイ・ホールディングスと神戸物産はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はセブン&アイ・ホールディングスが62.8点、神戸物産が44点で、セブン&アイ・ホールディングスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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