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日本触媒の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、日本触媒の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 日本触媒はどんな会社か

日本触媒は、アクリル酸、高吸水性樹脂、酸化エチレンなどの基礎化学品と、コンクリート混和剤用ポリマー、電子情報材料、電池材料、触媒などの機能製品をつくる化学メーカーです。1941年に大阪でヲサメ合成化学工業として設立されました。

いまの状況:企業理念は「⁠私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」です。

転機:1983年 姫路製造所で高吸水性樹脂の製造を始めます/1991〜2003年 社名を日本触媒に変え、米国、インドネシア、ベルギー、中国に製造会社をつくります。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3,999億円化学工業の上場247社中32位。
売上に対する税引前利益の割合5.4%業界中央値7.4%より2.0ポイント低い。
売上の4年の伸び1.08倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)2,573人4年で1.07倍。
30歳換算年収約700万円業界中央値は約564万円。
月の平均残業17.2時間業界中央値は12.9時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは日本触媒の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 高吸水性樹脂とその原料のアクリル酸を、日本と海外の拠点でつくっています。
  • 中期経営計画で、ソリューションズ事業(⁠電子材料、電池材料など)の拡大を最優先にしています。
  • 電池周辺材料、水素関連材料、CO2排出削減材料などの環境貢献製品の売上拡大を目標にしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社日本触媒は、化学品の製造販売を主力とする会社。上場247社の中で売上32位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

日本触媒日本ゼオンデンカ(⁠株)ADEKA
売上高3,999億円4,120億円3,842億円4,166億円
利益率5.4%(⁠税引前)9.7%(⁠経常)5.0%(⁠経常)10.3%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.08倍1.14倍1.00倍1.15倍
30歳換算年収700万円630万円598万円637万円
月の残業17.2時間17.4時間未公表14.3時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

「⁠人財開発方針」 日本触媒グループは、持続的に価値を生み出す源泉は「⁠人」であるとの認識のもと、従業員を重要な「⁠財産」と考えます。人財開発を進めるにあたり、以下の3点を重視します。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・変革・自律・多様性・デジタル

会社自身が挙げているリスク

国内外の政治・経済・景気動向、原油・ナフサの市場変動、外貨建債権・債務、外貨ベースの円貨建債権・債務、海外展開、原燃料の調達。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠国内外の政治・経済・景気動向」「⁠原油・ナフサの市場変動」「⁠外貨建債権・債務」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠国内外の政治・経済・景気動向」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い