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川崎汽船の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、川崎汽船の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 川崎汽船はどんな会社か

川崎汽船(⁠“K” LINE)は、自動車専用船、ドライバルク船、LNG船などを運航する海運会社です。1919年に川崎造船所(⁠今の川崎重工業)の船を出資して設立されました。1970年に日本初の自動車専用船を竣工させた会社です。

いまの状況:2022年度から2026年度までの中期経営計画で、2050年に向けた自社と社会の低炭素・脱炭素化と収益成長の両立を掲げています。

転機:1983年 日本の海運会社として初めてのLNG運搬船「⁠尾州丸」を竣工させます/2017年 商船三井、日本郵船と定期コンテナ船事業の統合で合意し、Ocean Network Expressをつくります。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.02兆円運輸・郵便業の上場111社中15位。
売上に対する経常利益の割合10.7%業界中央値7.1%より3.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.35倍業界中央値は1.19倍。
従業員数(⁠単体)962人4年で1.21倍。
30歳換算年収約1,218万円業界中央値は約517万円。
月の平均残業7.5時間業界中央値は20.8時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは川崎汽船の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 自動車専用船の先駆けで、1970年に日本初の自動車専用船(⁠PCC)を竣工させました。2016年には次世代環境対応の自動車運搬船「⁠DRIVE GREEN HIGHWAY」を竣工させています。
  • 株主還元に積極的で、中期経営計画期間に8,800億円以上の株主還元を計画しています。2026年度は1株120円の年間配当と、上限1,300億円の自己株式取得を予定しています。
  • エネルギー資源では、LNG船に加えて電力事業(⁠ケイライン・ウインド・サービスなど)、ブラジルのペトロブラス向け掘削船の傭船サービスにも参画しています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

川崎汽船株式会社は、上場111社の中で売上15位の中堅。稼ぎ方は「⁠人やモノを運び、運賃で稼ぐ型」。今は「⁠企業理念」「⁠ビジョン」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

川崎汽船ロジスティード東急センコーグループホールデ
売上高1.02兆円9,931億円1.09兆円8,996億円
利益率10.7%(⁠経常)4.1%(⁠税引前)10.7%(⁠経常)3.9%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.35倍—1.24倍1.44倍
30歳換算年収1,218万円669万円695万円603万円
月の残業7.5時間28.4時間15.7時間未公表

4社の中で30歳換算年収が最も高い。4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・安全・グローバル

どの事業に人がいるか

  • ドライバルク:190人(⁠5%)
  • エネルギー資源:222人(⁠5%)
  • 製品物流:3,702人(⁠90%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠企業理念」「⁠ビジョン」。

5. 逆質問の例

    同業他社との違い