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セイコーエプソンの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、セイコーエプソンの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. セイコーエプソンはどんな会社か

セイコーエプソンは、インクジェットプリンターを主力に、プロジェクター、水晶デバイス、半導体、腕時計などを手がける長野県諏訪の会社です。時計づくりで培った「⁠省・小・精」の技術がすべての事業の土台です。

いまの状況:2026年3月に新しい長期ビジョン「⁠ENGINEERED FUTURE 2035」を策定しました。

転機:1989年 液晶プロジェクター事業を始めます/2003年 東京証券取引所市場第一部に上場します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.41兆円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中7位。
売上に対する税引前利益の割合3.5%業界中央値7.6%より4.0ポイント低い。
売上の4年の伸び1.25倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)12,311人4年で0.97倍。
30歳換算年収約611万円業界中央値は約505万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはセイコーエプソンの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 前の長期ビジョンでは、2025年度のROIC(⁠目標7.0%以上、実績5.5%)、ROE(⁠8.0%以上、2.2%)、ROS(⁠7.0%以上、5.9%)がすべて未達でした。会社は、コロナ禍の後の市場変化への対応の遅れで資本効率が下がったとしています。
  • 成果としては、インクジェットヘッドの外販事業の大幅な成長、大容量インクタンクモデルの伸長、インドの製造拠点の開設、Fieryの買収を挙げています。
  • グローバル全拠点で使う電力を100%再生可能エネルギーにしたとしています。社員約7.5万人のうち約5.2万人がプリンティングソリューションズ事業にいます。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

セイコーエプソン株式会社は、販売およびこれらに付帯するサービスの提供を主力とする会社。上場260社の中で売上7位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠Epson 25 Renewed」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

セイコーエプソンバンダイナムコホールディ味の素TOPPANホールディン
売上高1.41兆円1.35兆円1.58兆円1.81兆円
利益率3.5%(⁠税引前)15.0%(⁠経常)12.4%(⁠税引前)4.2%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.25倍1.52倍1.38倍1.17倍
30歳換算年収611万円716万円791万円657万円
月の残業未公表未公表10.1時間未公表

求める人物像

■ 求める人材像経営戦略の実現および事業遂行に向け、エプソンは、事業の方向性や価値観の共有をベースとしながら、広い視野と専門性を備え、変化の激しい事業環境においても主体的・自律的に行動し、顧客および社会に対する価値創出に取り組むことのできる人材を重視しています。エプソンは、前人事中期戦略において、スキルおよび行動特性を軸に人材要件を定義し、経営戦略と連動した人材の「⁠見える化」を目的として、「⁠人材ポートフォリオ」の構築を進めてきました。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・グローバル・専門性・変革・安全

会社自身が挙げているリスク

事業等、サステナビリティに関する考え方及び取組、気候変動。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠Epson 25 Renewed」。事業の柱はプリンティングソリューションズ事業・ビジュアルコミュニケーション事業・マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠事業等」「⁠サステナビリティに関する考え方及び取組」「⁠気候変動」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠ENGINEERED FUTURE 2035」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠事業等」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い