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カシオ計算機の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、カシオ計算機の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. カシオ計算機はどんな会社か

カシオ計算機は、腕時計「⁠G-SHOCK」「⁠CASIO WATCH」、関数電卓・電子辞書などの教育機器、電子楽器を手がける会社です。1957年に世界初の小型純電気式計算機を商品化し、電卓の会社として成長しました。

いまの状況:2027年3月期からの3ヶ年中期経営計画を「⁠持続的成長に向けた基盤確立期」と位置づけています。

転機:2010〜2011年 液晶ディスプレイ事業と携帯電話端末事業を他社との共同会社に移し、WLP関連事業を譲渡します/2025年 HRソリューション事業の子会社を譲渡します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2,763億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中43位。
売上に対する経常利益の割合9.3%業界中央値7.6%より1.7ポイント高い。
売上の4年の伸び1.09倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)2,053人4年で0.80倍。
30歳換算年収約610万円業界中央値は約505万円。
月の平均残業18時間業界中央値は13.2時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはカシオ計算機の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 時計は「⁠G-SHOCK」と「⁠CASIO WATCH」の2軸ブランドで展開し、インド、ブラジル、ASEANなど成長余地の大きい地域での販売を強化するとしています。
  • 関数電卓では、教育現場の意見を反映した商品開発に加え、模倣品対策を強化しています。サウンド(⁠電子楽器)事業は抜本的な構造改革で早期黒字化を目指しています。
  • 新規事業としてAIペット「⁠Moflin」を展開し、メンタルウェルネス領域での事業確立を目指しています。経営理念は「⁠創造 貢献」です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

カシオ計算機株式会社は、上場260社の中で売上43位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠創造 貢献」「⁠持続的成長に向けた基盤確立期」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

カシオ計算機タカラトミーアルバック参天製薬
売上高2,763億円2,705億円2,691億円2,916億円
利益率9.3%(⁠経常)9.1%(⁠経常)7.4%(⁠経常)16.3%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.09倍1.63倍1.12倍1.10倍
30歳換算年収610万円798万円630万円680万円
月の残業18時間未公表21.8時間13時間

求める人物像

(⁠人的資本投資)“人的資本経営とは、人材を「⁠資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。”(⁠経済産業省)との考えに基づき、産業構造の変化、技術革新の進展、労働者の就業意識・形態の多様化といった外部環境を踏まえ、当社の状況、経営方針、重点戦略に即した人材(⁠人的資本)に対する基本コンセプトと方針を以下のように定め、それに従った各施策を行います。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・創造・自律・グローバル

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠創造 貢献」「⁠持続的成長に向けた基盤確立期」。

5. 逆質問の例

  • 「⁠持続的成長に向けた基盤確立期」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い