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岡谷鋼機と松田産業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門商社の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は岡谷鋼機が約762万円、松田産業が約551万円。岡谷鋼機のほうが約211万円高い。
  • 売上高は岡谷鋼機が1.16兆円、松田産業が6,878億円で、岡谷鋼機が約1.7倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合は岡谷鋼機が3.9%、松田産業が3.4%で、差は小さい。

数字で比べる

岡谷鋼機松田産業
働きやすさの点数64.8点(⁠A)53.2点(⁠B)
平均年収923万円(⁠38.8歳)681万円(⁠39.7歳)
30歳換算年収約762万円約551万円
月の平均残業13.9時間未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.9年12.1年
売上高1.16兆円6,878億円
売上に対する利益の割合3.9%(⁠経常利益)3.4%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.20倍2.53倍
従業員数(⁠単体)773人1,238人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは岡谷鋼機が1.20倍、松田産業が2.53倍で、勢いは松田産業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は岡谷鋼機が64.8点、松田産業が53.2点で、岡谷鋼機が上回る。

何で稼いでいるかの違い

岡谷鋼機

岡谷鋼機は、鉄鋼、情報・電機、産業資材、生活産業の商品を売買・製造する商社です。1669年に初代岡谷總助宗治が名古屋で金物商「⁠笹屋」を開業したのが始まりです。

売上高は約1.16兆円です。事業は、鉄鋼(⁠鋼板、鋼管、特殊鋼など)、情報・電機(⁠銅、アルミ、電子部材、半導体・周辺電子部品など)、産業資材(⁠工作機械、産業用ロボット、航空機部材、自動車部品など)、生活産業(⁠配管資材、住設機器、水産物・畜産物など)の4つです。

松田産業

松田産業は、半導体・電子部品業界などから出る貴金属スクラップを回収・製錬してリサイクルし、貴金属地金や電子材料を販売する会社です。冷凍魚や畜肉などの食品原材料の販売も手がけています。1978年に貴金属のリサイクル事業を目的としてマツダ貴金属工業を設立したのが実質的な始まりです。

売上高は約6,878億円です。事業は、貴金属関連(⁠貴金属回収製錬、貴金属地金・電子材料の販売、産業廃棄物の収集・運搬・処理)と、食品関連(⁠食品加工原材料の販売、物流サービス)の2つです。

歴史の違い

岡谷鋼機

  1. 1669年初代岡谷總助宗治が名古屋で金物商を開業します。
  2. 1862〜1872年大阪と東京に支店を開きます。
  3. 1943年社名を岡谷鋼機に変えます。
  4. 1964〜2007年米国岡谷鋼機会社や、タイ王国のサイアム スリヤ会社などの現地法人をつくります。

松田産業

  1. 1956〜1957年卵白を販売する松田商店と、金属の製錬・販売をする松田商店が設立されます。
  2. 1978年半導体・電子部品業界向けの貴金属リサイクル事業を目的に、マツダ貴金属工業を設立します。
  3. 1992年グループ会社が合併して松田産業になり、パラジウムの鑑定業者に指定されます。
  4. 1995〜2000年自社の白金・パラジウム地金、金・銀地金がロンドンの市場の認定を受けます。

いま何に賭けているか

岡谷鋼機

企業理念は「⁠ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー」です。G(⁠Global)、I(⁠Innovation)、C(⁠Challenge)を柱にしています。会社は、情報・電機でAI・データセンター関連の需要を見込む一方、鉄鋼は建築・土木分野の需要減少などで厳しい環境が続くと見ています。

松田産業

企業理念は「⁠限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」です。貴金属関連事業では、リサイクル100%の貴金属を原料とした材料の開発・販売や、リチウムイオン電池などのリサイクルの仕組みづくりを進めました。食品関連事業では、インドとインドネシアの現地法人が稼働を始めました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい松田産業。

よくある質問

岡谷鋼機と松田産業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は岡谷鋼機が約762万円、松田産業が約551万円。岡谷鋼機のほうが約211万円高い。
岡谷鋼機と松田産業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は岡谷鋼機が64.8点、松田産業が53.2点で、岡谷鋼機が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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