トップ › 会社比較 › 自動車部品・タイヤ › 住友ゴム工業とニフコ

住友ゴム工業とニフコの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。自動車部品・タイヤの会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は住友ゴム工業が約535万円、ニフコが約568万円。ニフコのほうが約33万円高い。
  • 月の平均残業は住友ゴム工業が23.8時間、ニフコが25.7時間。大きな差はない。
  • 売上高は住友ゴム工業が1.21兆円、ニフコが3,526億円で、住友ゴム工業が約3.4倍の規模。

数字で比べる

住友ゴム工業ニフコ
働きやすさの点数48.1点(⁠C)60.2点(⁠A-)
平均年収668万円(⁠40.2歳)746万円(⁠42.5歳)
30歳換算年収約535万円約568万円
月の平均残業23.8時間25.7時間
有給取得率未公表78.6%
平均勤続年数12年15.6年
売上高1.21兆円3,526億円
売上に対する利益の割合6.4%(⁠税引前利益)14.5%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.29倍1.24倍
従業員数(⁠単体)7,675人1,412人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数は住友ゴム工業が48.1点、ニフコが60.2点で、ニフコが上回る。

何で稼いでいるかの違い

住友ゴム工業

住友ゴム工業は、「⁠DUNLOP」ブランドのタイヤ、ゴルフ用品(⁠Roger Cleveland Golfなど)・テニス用品、医療用ゴムなどの産業品をつくる会社です。1909年に英国ダンロップ社の日本支店として始まりました。

売上高は約1.21兆円です。事業は、タイヤ(⁠自動車用、モーターサイクル用など)、スポーツ(⁠ゴルフクラブ・ボール、テニス用品、ゴルフスクールなど)、産業品他の3つです。

ニフコ

ニフコは、自動車の内装・外装部品や工業用プラスチック・ファスナーなどのエンジニアリングプラスチック製品をつくる会社です。ベッドのシモンズも子会社です。1967年に日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で、日本工業ファスナーとして設立されました。

売上高は約3,526億円です。事業は、合成樹脂成形品(⁠工業用プラスチック・ファスナー、精密成形部品、金型)と、ベッド及び家具(⁠シモンズ)の2つです。

歴史の違い

住友ゴム工業

  1. 1909〜1917年英国ダンロップ社の出資で日本支店が創業し、1917年に神戸でダンロップ護謨(⁠極東)が設立されます。
  2. 1963年日本側株主が経営権を取得し、社名を住友ゴム工業に変えます。
  3. 1983〜1986年英国ダンロップ社の持つ全株式を日本側株主が取得し、日本などでの「⁠ダンロップ」商標権や英国・西独・フランスのタイヤ工場を取得します。
  4. 1999〜2015年米国グッドイヤー社とタイヤ事業で世界的な提携を結び、2015年に解消します。

ニフコ

  1. 1967〜1970年日英物産と米国イリノイ・ツール・ワークス社の合弁で日本工業ファスナーを設立し、ニフコに社名を変えます。
  2. 1979〜1984年東京証券取引所に上場し、台湾に合弁会社をつくります。
  3. 1985〜1996年韓国、米国、香港、タイ、英国、マレーシア、シンガポール、中国で会社を設立・買収します。
  4. 1996年ジャパンタイムズとシモンズを子会社にします。

いま何に賭けているか

住友ゴム工業

2025年3月に長期経営戦略「⁠R.I.S.E. 2035」を策定し、2035年に目指す姿を「⁠ゴムから生み出す“新たな体験価値”をすべての人に提供し続ける」としています。2026年から「⁠DUNLOP」ブランドを軸にしたブランド経営を進め、「⁠ONE DUNLOP」のもとでプレミアムブランドとしての地位確立を目指しています。

ニフコ

長期ビジョン(⁠NIFCO GROUP VISION 2035)は「⁠”アイデア”を”カタチ”にする会社」で、「⁠世界のMobility社会をリードする”Great”Company」を目指しています。独立系の自動車部品メーカーとして、自動車の内外装、ADAS部品、電動車のパワートレイン関連部品などを伸ばすとしています。2026年度から、目標を固定した「⁠固定型中期経営計画」に切り替えました。

よくある質問

住友ゴム工業とニフコはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は住友ゴム工業が約535万円、ニフコが約568万円。ニフコのほうが約33万円高い。
住友ゴム工業とニフコはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は住友ゴム工業が23.8時間、ニフコが25.7時間。大きな差はない。
住友ゴム工業とニフコはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は住友ゴム工業が48.1点、ニフコが60.2点で、ニフコが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく