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インターネットイニシアティブとトレンドマイクロの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はインターネットイニシアティブが約635万円、トレンドマイクロが約790万円。トレンドマイクロのほうが約155万円高い。
  • 月の平均残業はインターネットイニシアティブが24.9時間、トレンドマイクロが17.7時間。トレンドマイクロのほうが月7.2時間少ない。
  • 有給休暇の取得率はインターネットイニシアティブが73.5%、トレンドマイクロが77.2%。

数字で比べる

インターネットイニシアティブトレンドマイクロ
働きやすさの点数48.6点(⁠C)57.5点(⁠B)
平均年収747万円(⁠37.5歳)989万円(⁠40.3歳)
30歳換算年収約635万円約790万円
月の平均残業24.9時間17.7時間
有給取得率73.5%77.2%
平均勤続年数8.6年9.2年
売上高3,454億円2,760億円
売上に対する利益の割合10.2%(⁠税引前利益)19.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.53倍1.45倍
従業員数(⁠単体)3,174人725人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上高はインターネットイニシアティブが3,454億円、トレンドマイクロが2,760億円で、規模は近い。
  • 当サイトの働きやすさの点数はインターネットイニシアティブが48.6点、トレンドマイクロが57.5点で、トレンドマイクロが上回る。

何で稼いでいるかの違い

インターネットイニシアティブ

インターネットイニシアティブ(⁠IIJ)は、日本のインターネットサービスプロバイダーの先駆けとして1992年に設立された会社です。主に法人や官公庁向けに、インターネット接続、クラウドなどのアウトソーシング、WAN、システムインテグレーションを提供しています。銀行ATMの運営事業(⁠トラストネットワークス)も持っています。

売上高は約3,454億円です。事業は、ネットワークサービス及びSI(⁠インターネット接続、アウトソーシング、WAN、システムインテグレーション、機器販売)と、ATM運営の2つです。

トレンドマイクロ

トレンドマイクロは、コンピュータセキュリティ対策製品の開発・販売と関連サービスを提供する会社です。コンピュータウイルスやランサムウェア、標的型攻撃などから、企業や個人、公共団体を守る製品を扱っています。1989年に東京で、OSの輸入・販売を目的に設立された会社が前身です。

売上高は約2,760億円です。事業はセキュリティ対策製品の開発・販売と関連サービスで、地域別に日本、アメリカズ、欧州、アジア・パシフィックのセグメントがあります。

歴史の違い

インターネットイニシアティブ

  1. 1992〜1993年日本でのインターネットの商用化を目的に設立され、インターネット接続サービスを始めます。
  2. 1997年NTTグループと合弁で、インターネットマルチフィードを設立します。
  3. 2003年NTTを主な引受先とする第三者割当増資で、NTTの持分法適用関連会社になります。
  4. 2008〜2009年MVNOとして法人向けモバイルデータ通信を始め、クラウドサービス「⁠IIJ GIO」を始めます。

トレンドマイクロ

  1. 1989年OSの輸入・販売を目的に、東京で設立されます。
  2. 1992〜1996年台湾のTrend Micro Incorporatedの子会社になり、社名をトレンドマイクロに変え、台湾・米国・韓国・ドイツ・イタリアの会社を買収します。
  3. 1998〜2000年株式を店頭登録し、米国NASDAQにADRを上場し、東証1部に上場します。
  4. 2002年日経平均株価の算出銘柄に選ばれます。

いま何に賭けているか

インターネットイニシアティブ

社名のとおり、インターネットの技術革新をリードし、ネットワーク社会の発展に貢献することを経営理念にしています。中期計画(⁠2024〜2026年度)で、2027年3月期に売上高3,850億円を見込み、中長期では連結売上高5,000億円規模を目指しています。営業利益は当初目標460億円に対し、385億円の見通しです。

トレンドマイクロ

ビジョンは「⁠デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現」です。ARR(⁠Annual Recurring Revenue)の継続的な増加と利益率の向上を図り、2028年12月期に営業利益率25%〜27%を目標にしています。会社は、ビジネス構造は資本集約的ではないため、ROEの向上につながると考えています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方でトレンドマイクロが上回っている。

よくある質問

インターネットイニシアティブとトレンドマイクロはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はインターネットイニシアティブが約635万円、トレンドマイクロが約790万円。トレンドマイクロのほうが約155万円高い。
インターネットイニシアティブとトレンドマイクロはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はインターネットイニシアティブが24.9時間、トレンドマイクロが17.7時間。トレンドマイクロのほうが月7.2時間少ない。
インターネットイニシアティブとトレンドマイクロはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はインターネットイニシアティブが48.6点、トレンドマイクロが57.5点で、トレンドマイクロが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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