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参天製薬と東和薬品の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。製薬の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は参天製薬が約680万円、東和薬品が約617万円。参天製薬のほうが約63万円高い。
  • 月の平均残業は参天製薬が13時間、東和薬品が22.8時間。参天製薬のほうが月9.8時間少ない。
  • 売上高は参天製薬が2,916億円、東和薬品が2,737億円で、規模は近い。

数字で比べる

参天製薬東和薬品
働きやすさの点数64.3点(⁠A-)53.6点(⁠B)
平均年収902万円(⁠43歳)695万円(⁠35.5歳)
30歳換算年収約680万円約617万円
月の平均残業13時間22.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14.9年9.6年
売上高2,916億円2,737億円
売上に対する利益の割合16.3%(⁠税引前利益)10.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.10倍1.65倍
従業員数(⁠単体)1,884人2,899人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは参天製薬が1.10倍、東和薬品が1.65倍で、勢いは東和薬品が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は参天製薬が64.3点、東和薬品が53.6点で、参天製薬が上回る。

何で稼いでいるかの違い

参天製薬

参天製薬(⁠Santen)は、眼科領域に特化した製薬会社です。緑内障、ドライアイ、感染症、アレルギー、加齢黄斑変性、近視など目の病気の医薬品と医療機器を、世界60以上の国・地域で提供しています。1890年に大阪で創業し、1899年に「⁠大学目薬」を発売しました。

売上高は約2,916億円です。事業は医薬品の単一セグメントで、医療用医薬品、一般用医薬品、医療機器を、日本、中国、アジア、EMEA(⁠欧州・中東・アフリカ)、米国などで販売しています。

東和薬品

東和薬品は、ジェネリック医薬品(⁠後発医薬品)を中心に、医療用医薬品を製造販売する会社です。1951年に大阪で医薬品原料の卸と仲買業として東和薬品商会を創業しました。

売上高は約2,737億円です。事業は国内と海外の2つで、国内では健康食品・医薬品の受託製造をする三生医薬なども子会社です。海外では持株会社Towa Pharma International Holdingsを通じて欧米でジェネリック医薬品事業を展開しています。

歴史の違い

参天製薬

  1. 1890〜1899年田口謙吉が大阪で田口参天堂を創業し、1899年に眼科薬「⁠大学目薬」を発売します。
  2. 1958年医療用医薬品の発売を機に、社名を参天製薬に変えます。
  3. 1997年フィンランドに製造会社をつくり、眼科薬メーカーのスターを買収します。
  4. 2011年フランスの眼科医薬品会社Novagali Pharmaを買収します。

東和薬品

  1. 1951〜1957年東和薬品商会を創業し、東和薬品を設立して一般用医薬品の製造を始めます。
  2. 1965年医療用医薬品の製造販売に転換します。
  3. 2004〜2005年東証2部に上場し、東証1部に上場します。
  4. 2012年山形工場と東日本物流センターを完成させます。

いま何に賭けているか

参天製薬

2025〜2029年度の中期経営計画で、眼科領域に特化したグローバルカンパニーとして、6つのイニシアチブを進めています。2029年度に海外事業の売上比率58%を目指し、近視と眼瞼下垂の分野で新しい治療市場をつくるとしています。基本理念は「⁠天機に参与する」です。

東和薬品

理念は「⁠私達は 人々の健康に貢献します」「⁠私達は こころの笑顔を大切にします」で、私達の誓い「⁠T-SMILE」を掲げています。ジェネリック医薬品事業をコア事業に、新たな健康関連事業へ広げるとしています。会社は、毎年の薬価改定や業界の品質問題による信頼低下で、ジェネリック業界の環境は厳しさを増しているとしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収・残業の両方で参天製薬が上回っている。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東和薬品。

よくある質問

参天製薬と東和薬品はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は参天製薬が約680万円、東和薬品が約617万円。参天製薬のほうが約63万円高い。
参天製薬と東和薬品はどちらが残業が少ない?
月の平均残業は参天製薬が13時間、東和薬品が22.8時間。参天製薬のほうが月9.8時間少ない。
参天製薬と東和薬品はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は参天製薬が64.3点、東和薬品が53.6点で、参天製薬が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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