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キヤノンマーケティングジャパンとトレンドマイクロの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はキヤノンマーケティングジャパンが約569万円、トレンドマイクロが約790万円。トレンドマイクロのほうが約221万円高い。
  • 月の平均残業はキヤノンマーケティングジャパンが11.4時間、トレンドマイクロが17.7時間。キヤノンマーケティングジャパンのほうが月6.3時間少ない。
  • 売上高はキヤノンマーケティングジャパンが6,798億円、トレンドマイクロが2,760億円で、キヤノンマーケティングジャパンが約2.5倍の規模。

数字で比べる

キヤノンマーケティングジャパントレンドマイクロ
働きやすさの点数65.5点(⁠A)57.5点(⁠B)
平均年収849万円(⁠48.4歳)989万円(⁠40.3歳)
30歳換算年収約569万円約790万円
月の平均残業11.4時間17.7時間
有給取得率未公表77.2%
平均勤続年数21年9.2年
売上高6,798億円2,760億円
売上に対する利益の割合8.8%(⁠経常利益)19.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.23倍1.45倍
従業員数(⁠単体)4,563人725人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合はキヤノンマーケティングジャパンが8.8%、トレンドマイクロが19.6%で、トレンドマイクロのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びはキヤノンマーケティングジャパンが1.23倍、トレンドマイクロが1.45倍で、勢いはトレンドマイクロが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はキヤノンマーケティングジャパンが65.5点、トレンドマイクロが57.5点で、キヤノンマーケティングジャパンが上回る。

何で稼いでいるかの違い

キヤノンマーケティングジャパン

キヤノンマーケティングジャパン(⁠キヤノンMJ)は、キヤノン製品の日本国内での販売・サービス・マーケティングを担う会社です。独自事業として、ITソリューション、半導体製造関連装置などの産業機器、医療情報システムなどのヘルスケアも手がけています。

売上高は約6,798億円です。事業は、コンスーマ(⁠デジタルカメラやインクジェットプリンターなど個人向け)、エンタープライズ(⁠大手・中堅企業向けのITソリューションとキヤノン製品)、エリア(⁠全国の中小企業向け)、プロフェッショナル(⁠印刷業、半導体メーカー、病院などの専門領域)の4つです。

トレンドマイクロ

トレンドマイクロは、コンピュータセキュリティ対策製品の開発・販売と関連サービスを提供する会社です。コンピュータウイルスやランサムウェア、標的型攻撃などから、企業や個人、公共団体を守る製品を扱っています。1989年に東京で、OSの輸入・販売を目的に設立された会社が前身です。

売上高は約2,760億円です。事業はセキュリティ対策製品の開発・販売と関連サービスで、地域別に日本、アメリカズ、欧州、アジア・パシフィックのセグメントがあります。

歴史の違い

キヤノンマーケティングジャパン

  1. 1968年キヤノンの事務機営業部門を母体に、キヤノン事務機販売が設立されます。
  2. 1971年キヤノンカメラ販売などを合併し、キヤノン販売になります。
  3. 2003〜2008年住友金属システムソリューションズ、アルゴ21を買収し、キヤノンITソリューションズをつくります。
  4. 2006年社名をキヤノンマーケティングジャパンに変えます。

トレンドマイクロ

  1. 1989年OSの輸入・販売を目的に、東京で設立されます。
  2. 1992〜1996年台湾のTrend Micro Incorporatedの子会社になり、社名をトレンドマイクロに変え、台湾・米国・韓国・ドイツ・イタリアの会社を買収します。
  3. 1998〜2000年株式を店頭登録し、米国NASDAQにADRを上場し、東証1部に上場します。
  4. 2002年日経平均株価の算出銘柄に選ばれます。

いま何に賭けているか

キヤノンマーケティングジャパン

2024年1月に「⁠未来マーケティング企業」を宣言し、パーパス「⁠想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を公表しました。「⁠2026-2030 長期経営構想」で2030ビジョン「⁠人と技術の力で明日を切り拓く事業創造企業グループ」を掲げ、ICTを軸としたサービス型事業の拡大を基本戦略にしています。

トレンドマイクロ

ビジョンは「⁠デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現」です。ARR(⁠Annual Recurring Revenue)の継続的な増加と利益率の向上を図り、2028年12月期に営業利益率25%〜27%を目標にしています。会社は、ビジネス構造は資本集約的ではないため、ROEの向上につながると考えています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならトレンドマイクロ、時間のゆとりを取るならキヤノンマーケティングジャパン。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいトレンドマイクロ。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いトレンドマイクロのほうが景気の波に強い。

よくある質問

キヤノンマーケティングジャパンとトレンドマイクロはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はキヤノンマーケティングジャパンが約569万円、トレンドマイクロが約790万円。トレンドマイクロのほうが約221万円高い。
キヤノンマーケティングジャパンとトレンドマイクロはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はキヤノンマーケティングジャパンが11.4時間、トレンドマイクロが17.7時間。キヤノンマーケティングジャパンのほうが月6.3時間少ない。
キヤノンマーケティングジャパンとトレンドマイクロはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はキヤノンマーケティングジャパンが65.5点、トレンドマイクロが57.5点で、キヤノンマーケティングジャパンが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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