トップ › 会社比較 › 製薬 › アステラス製薬と東和薬品

アステラス製薬と東和薬品の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。製薬の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はアステラス製薬が約862万円、東和薬品が約617万円。アステラス製薬のほうが約245万円高い。
  • 売上高はアステラス製薬が2.14兆円、東和薬品が2,737億円で、アステラス製薬が約7.8倍の規模。
  • 当サイトの働きやすさの点数はアステラス製薬が74.9点、東和薬品が53.6点で、アステラス製薬が上回る。

数字で比べる

アステラス製薬東和薬品
働きやすさの点数74.9点(⁠S)53.6点(⁠B)
平均年収1,132万円(⁠42.5歳)695万円(⁠35.5歳)
30歳換算年収約862万円約617万円
月の平均残業未公表22.8時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数15.4年9.6年
売上高2.14兆円2,737億円
売上に対する利益の割合17.6%(⁠税引前利益)10.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.65倍1.65倍
従業員数(⁠単体)4,081人2,899人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

何で稼いでいるかの違い

アステラス製薬

アステラス製薬は、山之内製薬と藤沢薬品工業が2005年に合併して生まれた、日本を代表する製薬会社の一つです。がんの治療薬などを世界中で販売し、社員の多くが海外で働くグローバル企業です。

売上高は約2.1兆円です。事業は医薬品のみで、新しい薬を研究・開発し、特許で守られた期間に世界中で販売して稼ぎます。薬の開発には長い年月と多額の費用がかかる一方、成功すれば大きな利益を生みます。

東和薬品

東和薬品は、ジェネリック医薬品(⁠後発医薬品)を中心に、医療用医薬品を製造販売する会社です。1951年に大阪で医薬品原料の卸と仲買業として東和薬品商会を創業しました。

売上高は約2,737億円です。事業は国内と海外の2つで、国内では健康食品・医薬品の受託製造をする三生医薬なども子会社です。海外では持株会社Towa Pharma International Holdingsを通じて欧米でジェネリック医薬品事業を展開しています。

歴史の違い

アステラス製薬

  1. 1923年山内健二が大阪で山之内薬品商会を創業します。
  2. 1986〜1989年アイルランドに工場をつくり、筑波研究センターを完成させるなど、研究と海外生産を強めます。
  3. 2005年山之内製薬と藤沢薬品工業が合併し、アステラス製薬が生まれます。
  4. 2007〜2018年アメリカのがん治療薬の会社OSI、ドイツの抗体医薬の会社ガニメドなどを次々に買収し、がん領域を強くします。

東和薬品

  1. 1951〜1957年東和薬品商会を創業し、東和薬品を設立して一般用医薬品の製造を始めます。
  2. 1965年医療用医薬品の製造販売に転換します。
  3. 2004〜2005年東証2部に上場し、東証1部に上場します。
  4. 2012年山形工場と東日本物流センターを完成させます。

いま何に賭けているか

アステラス製薬

2026年度からの「⁠経営計画2026」で、5つの重点戦略製品を軸に売上を最大化し、その収益を研究開発に投資して、2029年度以降はパイプライン(⁠開発中の新薬)で成長を牽引することを目指しています。

東和薬品

理念は「⁠私達は 人々の健康に貢献します」「⁠私達は こころの笑顔を大切にします」で、私達の誓い「⁠T-SMILE」を掲げています。ジェネリック医薬品事業をコア事業に、新たな健康関連事業へ広げるとしています。会社は、毎年の薬価改定や業界の品質問題による信頼低下で、ジェネリック業界の環境は厳しさを増しているとしています。

よくある質問

アステラス製薬と東和薬品はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はアステラス製薬が約862万円、東和薬品が約617万円。アステラス製薬のほうが約245万円高い。
アステラス製薬と東和薬品はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はアステラス製薬が74.9点、東和薬品が53.6点で、アステラス製薬が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく