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ヤマハとミズノの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。スポーツ・楽器・レジャー用品の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はヤマハが約599万円、ミズノが約569万円。ヤマハのほうが約30万円高い。
  • 月の平均残業はヤマハが16.3時間、ミズノが6.7時間。ミズノのほうが月9.6時間少ない。
  • 売上高はヤマハが4,653億円、ミズノが2,590億円で、ヤマハが約1.8倍の規模。

数字で比べる

ヤマハミズノ
働きやすさの点数61.6点(⁠A-)71.5点(⁠S-)
平均年収795万円(⁠43歳)749万円(⁠42.6歳)
30歳換算年収約599万円約569万円
月の平均残業16.3時間6.7時間
有給取得率81.3%未公表
平均勤続年数17.5年16.9年
売上高4,653億円2,590億円
売上に対する利益の割合7.6%(⁠税引前利益)9.3%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.14倍1.50倍
従業員数(⁠単体)3,449人1,507人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはヤマハが1.14倍、ミズノが1.50倍で、勢いはミズノが上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はヤマハが61.6点、ミズノが71.5点で、ミズノが上回る。

何で稼いでいるかの違い

ヤマハ

ヤマハは、ピアノ、電子楽器、管楽器、ギターなどの楽器と、業務用・家庭用の音響機器をつくる浜松の会社です。1887年に山葉寅楠がオルガンを修理したことから始まり、ヤマハ音楽教室も運営しています。

売上高は約4,653億円です。事業は、楽器(⁠鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、打楽器、教育楽器、音楽教室、音楽・映像ソフト)、音響機器(⁠ホームオーディオ、音楽制作・配信機器、業務用音響機器、ネットワーク機器、モビリティ音響機器)、その他(⁠自動車用内装部品、FA機器、ゴルフ用品、リゾート)の3つです。

ミズノ

ミズノ(⁠美津濃)は、ベースボール品、スポーツウエア、スポーツシューズ、ゴルフ品などのスポーツ品をつくって売る会社です。スポーツ施設の建設・運営やスクール事業も手がけています。1906年に水野利八が大阪市北区で水野兄弟商会を創業し、運動用服装品の製造販売を始めました。

売上高は約2,590億円です。地域別に、日本、欧州、米州、アジア・オセアニアのセグメントがあります。日本ではスポーツ品全般に加えて、スポーツ施設の建設・運営、スポーツ機器(⁠セノー)、ライフスタイル品、ワーキング品なども扱っています。

歴史の違い

ヤマハ

  1. 1887〜1900年山葉寅楠が浜松の小学校でオルガンを修理し、オルガン製作に成功します。
  2. 1954〜1959年ヤマハ音楽教室の前身となる教室を開き、エレクトーンの製造を始めます。
  3. 1966〜1984年管楽器の製造を始め、半導体(⁠1972年)や産業用ロボット(⁠1984年)にも参入します。
  4. 1987年創業100周年を機に、社名をヤマハに変えます。

ミズノ

  1. 1906年水野利八が大阪で水野兄弟商会を創業します。
  2. 1923〜1942年美津濃運動用品株式会社に改組し、美津濃株式会社に社名を変えます。
  3. 1961〜1972年大証・東証に上場し、1部に指定されます。
  4. 1986〜1996年台湾、カナダ、香港、中国、米国に子会社をつくり、英国とドイツに支店を開きます。

いま何に賭けているか

ヤマハ

企業理念は「⁠感動を・ともに・創る」です。2025年3月末で終わった「⁠Make Waves 2.0」に続き、中期経営計画「⁠Rebuild & Evolve」を進めています。新しい経営ビジョンでは、「⁠音・音楽」領域での新たな価値創造と、世界中の人々の自己表現を後押しする製品・サービスの提供を掲げています。

ミズノ

パーパスは「⁠より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」、ビジョンは「⁠“ええもん” を世界に届け続ける」です。バリューズは「⁠Fair Play」「⁠Friendship」「⁠Fighting Spirit」で、創業以来「⁠利益の利より道理の理」の精神を大事にしてきたとしています。ゴルフ、ランニング、フットボール、インドアスポーツ、スポーツスタイルでのグローバルな成長を目指し、2028年度にROA・ROEともに11.5%を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 年収を取るならヤマハ、時間のゆとりを取るならミズノ。
  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいミズノ。

よくある質問

ヤマハとミズノはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はヤマハが約599万円、ミズノが約569万円。ヤマハのほうが約30万円高い。
ヤマハとミズノはどちらが残業が少ない?
月の平均残業はヤマハが16.3時間、ミズノが6.7時間。ミズノのほうが月9.6時間少ない。
ヤマハとミズノはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はヤマハが61.6点、ミズノが71.5点で、ミズノが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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