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SUMCOとKOKUSAI ELECTRICの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。半導体・製造装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はSUMCOが約486万円、KOKUSAI ELECTRICが約707万円。KOKUSAI ELECTRICのほうが約221万円高い。
  • 売上高はSUMCOが4,097億円、KOKUSAI ELECTRICが2,351億円で、SUMCOが約1.7倍の規模。
  • 売上の4年の伸びはSUMCOが1.22倍、KOKUSAI ELECTRICが0.96倍で、勢いはSUMCOが上。

数字で比べる

SUMCOKOKUSAI ELECTRIC
働きやすさの点数51.8点(⁠B)70.2点(⁠A+)
平均年収641万円(⁠42.7歳)961万円(⁠44.1歳)
30歳換算年収約486万円約707万円
月の平均残業未公表19.3時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14年16.1年
売上高4,097億円2,351億円
売上に対する利益の割合-0.9%(⁠経常利益)17.3%(⁠税引前利益)
売上の4年の伸び1.22倍0.96倍
従業員数(⁠単体)5,065人1,193人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 当サイトの働きやすさの点数はSUMCOが51.8点、KOKUSAI ELECTRICが70.2点で、KOKUSAI ELECTRICが上回る。

何で稼いでいるかの違い

SUMCO

SUMCOは、半導体の基板材料になるシリコンウェーハの専業メーカーです。1999年に住友金属工業と三菱マテリアルの共同出資で設立され、2002年に両社のシリコンウェーハ事業を統合しました。

売上高は約4,097億円です。事業は、半導体メーカー向けシリコンウェーハの製造・販売(⁠高純度シリコン事業)の単一セグメントです。

KOKUSAI ELECTRIC

KOKUSAI ELECTRICは、半導体製造の前工程のうち「⁠成膜」工程と「⁠熱処理」工程の装置をつくる半導体製造装置メーカーです。日立国際電気の成膜プロセスソリューション事業が前身で、2018年に今の会社になりました。

売上収益は約2,351億円です。事業は半導体製造装置の開発・製造・販売・保守サービスで、LP-CVD製品やALD対応製品などの成膜装置と、熱処理装置を提供しています。

歴史の違い

SUMCO

  1. 1999年住友金属工業と三菱マテリアルなどの共同出資で、300mmウェーハの開発・製造を目的に設立されます。
  2. 2002年住友金属工業のシリコン事業を譲り受け、三菱マテリアルシリコンと合併し、三菱住友シリコンになります。
  3. 2005年社名をSUMCOに変え、東京証券取引所に上場します。
  4. 2006〜2008年コマツ電子金属(⁠今のSUMCO TECHXIV)を子会社にします。

KOKUSAI ELECTRIC

  1. 1949年国際電気通信の狛江工場を母体に、国際電気を設立します。
  2. 1956年ゲルマニウム、シリコン単結晶引上装置を受注し、半導体製造装置事業を始めます。
  3. 1971〜1996年米国、ドイツ、韓国、台湾に現地法人をつくります。
  4. 2000年国際電気、日立電子、八木アンテナが合併し、日立国際電気になります。

いま何に賭けているか

SUMCO

経営理念は「⁠常に世界一のシリコンウェーハメーカーを目指す」です。会社は、生成AI、データ通信量の増加、自動運転などで半導体市場とともにウェーハ市場も拡大すると見ています。とくに先端半導体用の300mmウェーハの需要は伸びる一方、150mm以下の小口径の需要は将来的に縮小するとし、200mm以下は生産体制を再構築するとしています。

KOKUSAI ELECTRIC

企業理念は「⁠KOKUSAI ELECTRIC Way」です。半導体デバイスの多層化、微細化、三次元化に対して、バッチALD技術やプラズマトリートメント技術を生かした高付加価値製品の販売拡大に注力するとしています。2029年3月期までに売上収益3,300億円以上、調整後営業利益率30%以上を目標にしています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きいSUMCO。

よくある質問

SUMCOとKOKUSAI ELECTRICはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はSUMCOが約486万円、KOKUSAI ELECTRICが約707万円。KOKUSAI ELECTRICのほうが約221万円高い。
SUMCOとKOKUSAI ELECTRICはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はSUMCOが51.8点、KOKUSAI ELECTRICが70.2点で、KOKUSAI ELECTRICが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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