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SUMCOと東京応化工業の違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。半導体・製造装置の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収はSUMCOが約486万円、東京応化工業が約771万円。東京応化工業のほうが約285万円高い。
  • 売上高はSUMCOが4,097億円、東京応化工業が2,370億円で、SUMCOが約1.7倍の規模。
  • 売上に対する利益の割合はSUMCOが-0.9%、東京応化工業が20.8%で、東京応化工業のほうが稼ぐ力が強い。

数字で比べる

SUMCO東京応化工業
働きやすさの点数51.8点(⁠B)74点(S)
平均年収641万円(⁠42.7歳)973万円(⁠40.7歳)
30歳換算年収約486万円約771万円
月の平均残業未公表17.5時間
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数14年13.9年
売上高4,097億円2,370億円
売上に対する利益の割合-0.9%(⁠経常利益)20.8%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.22倍1.69倍
従業員数(⁠単体)5,065人1,555人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びはSUMCOが1.22倍、東京応化工業が1.69倍で、勢いは東京応化工業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数はSUMCOが51.8点、東京応化工業が74点で、東京応化工業が上回る。

何で稼いでいるかの違い

SUMCO

SUMCOは、半導体の基板材料になるシリコンウェーハの専業メーカーです。1999年に住友金属工業と三菱マテリアルの共同出資で設立され、2002年に両社のシリコンウェーハ事業を統合しました。

売上高は約4,097億円です。事業は、半導体メーカー向けシリコンウェーハの製造・販売(⁠高純度シリコン事業)の単一セグメントです。

東京応化工業

東京応化工業は、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品をつくる化学メーカーです。電子材料分野を中心に、微細加工技術や高純度化技術を強みにしています。1940年に川崎市で設立されました。

売上高は約2,370億円です。事業はエレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品の製造・販売で、単一セグメントです。

歴史の違い

SUMCO

  1. 1999年住友金属工業と三菱マテリアルなどの共同出資で、300mmウェーハの開発・製造を目的に設立されます。
  2. 2002年住友金属工業のシリコン事業を譲り受け、三菱マテリアルシリコンと合併し、三菱住友シリコンになります。
  3. 2005年社名をSUMCOに変え、東京証券取引所に上場します。
  4. 2006〜2008年コマツ電子金属(⁠今のSUMCO TECHXIV)を子会社にします。

東京応化工業

  1. 1940年資本金18万円で川崎市に設立されます。
  2. 1967〜1994年相模、宇都宮、熊谷、阿蘇、御殿場、郡山に工場をつくります。
  3. 1986〜1990年東証2部に上場し、東証1部に指定されます。
  4. 1987〜1998年OHKA AMERICA, INC.と台湾東應化股份有限公司を設立します。

いま何に賭けているか

SUMCO

経営理念は「⁠常に世界一のシリコンウェーハメーカーを目指す」です。会社は、生成AI、データ通信量の増加、自動運転などで半導体市場とともにウェーハ市場も拡大すると見ています。とくに先端半導体用の300mmウェーハの需要は伸びる一方、150mm以下の小口径の需要は将来的に縮小するとし、200mm以下は生産体制を再構築するとしています。

東京応化工業

経営理念は「⁠自由闊達」「⁠技術のたゆまざる研鑽」「⁠製品の高度化」「⁠社会への貢献」の4つです。経営ビジョンは「⁠豊かな未来、社会の期待に化学で応える“The e-Material Global Company”」です。生成AI関連需要の拡大で販売が想定を上回り、2026年2月に「⁠tok中期計画2027」の目標を、2027年12月期に売上高2,950億円、営業利益580億円へ引き上げました。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい東京応化工業。
  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高い東京応化工業のほうが景気の波に強い。

よくある質問

SUMCOと東京応化工業はどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収はSUMCOが約486万円、東京応化工業が約771万円。東京応化工業のほうが約285万円高い。
SUMCOと東京応化工業はどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数はSUMCOが51.8点、東京応化工業が74点で、東京応化工業が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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