トップ › 会社比較 › 専門商社 › 松田産業とトーメンデバイス

松田産業とトーメンデバイスの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。専門商社の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は松田産業が約551万円、トーメンデバイスが約669万円。トーメンデバイスのほうが約118万円高い。
  • 売上高は松田産業が6,878億円、トーメンデバイスが6,337億円で、規模は近い。
  • 売上に対する利益の割合は松田産業が3.4%、トーメンデバイスが2.1%で、差は小さい。

数字で比べる

松田産業トーメンデバイス
働きやすさの点数53.2点(⁠B)60.2点(⁠A-)
平均年収681万円(⁠39.7歳)967万円(⁠46.9歳)
30歳換算年収約551万円約669万円
月の平均残業未公表未公表
有給取得率未公表未公表
平均勤続年数12.1年12.5年
売上高6,878億円6,337億円
売上に対する利益の割合3.4%(⁠経常利益)2.1%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び2.53倍1.37倍
従業員数(⁠単体)1,238人121人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上の4年の伸びは松田産業が2.53倍、トーメンデバイスが1.37倍で、勢いは松田産業が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は松田産業が53.2点、トーメンデバイスが60.2点で、トーメンデバイスが上回る。

何で稼いでいるかの違い

松田産業

松田産業は、半導体・電子部品業界などから出る貴金属スクラップを回収・製錬してリサイクルし、貴金属地金や電子材料を販売する会社です。冷凍魚や畜肉などの食品原材料の販売も手がけています。1978年に貴金属のリサイクル事業を目的としてマツダ貴金属工業を設立したのが実質的な始まりです。

売上高は約6,878億円です。事業は、貴金属関連(⁠貴金属回収製錬、貴金属地金・電子材料の販売、産業廃棄物の収集・運搬・処理)と、食品関連(⁠食品加工原材料の販売、物流サービス)の2つです。

トーメンデバイス

トーメンデバイスは、サムスングループの半導体(⁠DRAMやNAND FLASHなどのメモリ、システムLSI)やディスプレイ、電子部品を中心に販売する商社です。1992年に、トーメン(⁠今の豊田通商)、トーメンエレクトロニクス(⁠今のネクスティエレクトロニクス)、三星電子ジャパンの3社の共同出資で設立されました。

売上高は約6,337億円です。取扱商品は、半導体(⁠メモリ、システムLSI)、ディスプレイ(⁠LCD、OLED)、その他(⁠LED、MLCC、バッテリーなど)です。

歴史の違い

松田産業

  1. 1956〜1957年卵白を販売する松田商店と、金属の製錬・販売をする松田商店が設立されます。
  2. 1978年半導体・電子部品業界向けの貴金属リサイクル事業を目的に、マツダ貴金属工業を設立します。
  3. 1992年グループ会社が合併して松田産業になり、パラジウムの鑑定業者に指定されます。
  4. 1995〜2000年自社の白金・パラジウム地金、金・銀地金がロンドンの市場の認定を受けます。

トーメンデバイス

  1. 1992年トーメン、トーメンエレクトロニクス、三星電子ジャパンの共同出資で設立されます。
  2. 2002年中国上海市に会社をつくり、株式を店頭登録します。
  3. 2004〜2005年東証2部に上場し、東証1部に指定されます。
  4. 2012〜2018年ホンコン、中国深セン市、中国上海市、シンガポールに会社をつくり、丸文セミコンから日本サムスンの販売特約店の事業を譲り受けます。

いま何に賭けているか

松田産業

企業理念は「⁠限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」です。貴金属関連事業では、リサイクル100%の貴金属を原料とした材料の開発・販売や、リチウムイオン電池などのリサイクルの仕組みづくりを進めました。食品関連事業では、インドとインドネシアの現地法人が稼働を始めました。

トーメンデバイス

経営理念は「⁠先端技術の提供とグローバルなパートナーシップを通じて、顧客・社会の現在(⁠いま)と、ひとつ先の未来に貢献します」です。2026年3月期は、生成AI関連製品の需要拡大によるメモリ価格の上昇などで業績が堅調だったとしています。中期経営計画2028では、車載とサーバー・ストレージを成長分野に位置づけています。

どちらを選ぶかの目安

  • 伸びている事業で任される範囲を広げたいなら、売上の伸びが大きい松田産業。

よくある質問

松田産業とトーメンデバイスはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は松田産業が約551万円、トーメンデバイスが約669万円。トーメンデバイスのほうが約118万円高い。
松田産業とトーメンデバイスはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は松田産業が53.2点、トーメンデバイスが60.2点で、トーメンデバイスが上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

もっと詳しく