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大塚商会とトレンドマイクロの違い

年収・残業・稼ぎ方・歴史を、有価証券報告書と公的データで比べました。ITサービス・販売の会社選びや、両社の面接を受けるときの企業研究に。

3行でいうと

  • 30歳に換算した年収は大塚商会が約792万円、トレンドマイクロが約790万円。ほぼ同じ水準。
  • 月の平均残業は大塚商会が14.3時間、トレンドマイクロが17.7時間。大塚商会のほうが月3.4時間少ない。
  • 売上高は大塚商会が1.32兆円、トレンドマイクロが2,760億円で、大塚商会が約4.8倍の規模。

数字で比べる

大塚商会トレンドマイクロ
働きやすさの点数76点(S)57.5点(⁠B)
平均年収1,028万円(⁠42歳)989万円(⁠40.3歳)
30歳換算年収約792万円約790万円
月の平均残業14.3時間17.7時間
有給取得率未公表77.2%
平均勤続年数16.2年9.2年
売上高1.32兆円2,760億円
売上に対する利益の割合6.9%(⁠経常利益)19.6%(⁠経常利益)
売上の4年の伸び1.55倍1.45倍
従業員数(⁠単体)8,287人725人

点数・年収・残業・有休・勤続は女性の活躍推進企業データベースと有価証券報告書、売上・利益・従業員数は有価証券報告書(⁠EDINET)から。30歳換算年収は平均年齢の違う会社を比べるための目安(⁠平均年収÷1.022^(⁠平均年齢−30))。持株会社は本社の少人数の数字なので、事業会社と並べるときは注意。

  • 売上に対する利益の割合は大塚商会が6.9%、トレンドマイクロが19.6%で、トレンドマイクロのほうが稼ぐ力が強い。
  • 売上の4年の伸びは大塚商会が1.55倍、トレンドマイクロが1.45倍で、勢いは大塚商会が上。
  • 当サイトの働きやすさの点数は大塚商会が76点、トレンドマイクロが57.5点で、大塚商会が上回る。

何で稼いでいるかの違い

大塚商会

大塚商会は、企業にパソコンなどのハードウエアやソフトウエアを売り、ネットワーク構築からシステム導入後の保守・サポート、オフィス用品の通信販売(⁠たのめーる)まで手がける会社です。1961年に複写機の販売から始まりました。

売上高は約1.32兆円です。事業は、システムインテグレーション(⁠コンサルティング、ハードウエア・ソフトウエア販売、受託開発、機器の設置・ネットワーク工事)と、サービス&サポート(⁠オフィスサプライ供給、保守サービス、業務支援サービス)の2つです。

トレンドマイクロ

トレンドマイクロは、コンピュータセキュリティ対策製品の開発・販売と関連サービスを提供する会社です。コンピュータウイルスやランサムウェア、標的型攻撃などから、企業や個人、公共団体を守る製品を扱っています。1989年に東京で、OSの輸入・販売を目的に設立された会社が前身です。

売上高は約2,760億円です。事業はセキュリティ対策製品の開発・販売と関連サービスで、地域別に日本、アメリカズ、欧州、アジア・パシフィックのセグメントがあります。

歴史の違い

大塚商会

  1. 1961年複写機とサプライ商品の販売を目的に、東京・千代田区で創業します。
  2. 1970〜1984年電算機事業を始め、自社開発の業務用パッケージソフト「⁠SMILE」(⁠1979年)、パソコン販売、CADシステム事業へと広げます。
  3. 1990年企業向けの会員制サポート「⁠トータルαサービス」(⁠今の「⁠たよれーる」)を始めます。
  4. 1999年会員制通信販売「⁠たのメール」(⁠今の「⁠たのめーる」)を始めます。

トレンドマイクロ

  1. 1989年OSの輸入・販売を目的に、東京で設立されます。
  2. 1992〜1996年台湾のTrend Micro Incorporatedの子会社になり、社名をトレンドマイクロに変え、台湾・米国・韓国・ドイツ・イタリアの会社を買収します。
  3. 1998〜2000年株式を店頭登録し、米国NASDAQにADRを上場し、東証1部に上場します。
  4. 2002年日経平均株価の算出銘柄に選ばれます。

いま何に賭けているか

大塚商会

「⁠リアル」「⁠Web」「⁠センター」の3つのお客様接点を整え、リアルとWebを融合したソリューションで「⁠オフィスまるごと」任せてもらえるパートナーを目指しています。経営指標として、取引企業数、一企業あたりの売上高、営業利益伸長率、営業利益率、ROEを重視しています。

トレンドマイクロ

ビジョンは「⁠デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現」です。ARR(⁠Annual Recurring Revenue)の継続的な増加と利益率の向上を図り、2028年12月期に営業利益率25%〜27%を目標にしています。会社は、ビジネス構造は資本集約的ではないため、ROEの向上につながると考えています。

どちらを選ぶかの目安

  • 業績の安定を重視するなら、利益率の高いトレンドマイクロのほうが景気の波に強い。

よくある質問

大塚商会とトレンドマイクロはどちらが年収が高い?
30歳に換算した年収は大塚商会が約792万円、トレンドマイクロが約790万円。ほぼ同じ水準。
大塚商会とトレンドマイクロはどちらが残業が少ない?
月の平均残業は大塚商会が14.3時間、トレンドマイクロが17.7時間。大塚商会のほうが月3.4時間少ない。
大塚商会とトレンドマイクロはどちらが働きやすい?
当サイトの働きやすさの点数は大塚商会が76点、トレンドマイクロが57.5点で、大塚商会が上回る。点数は残業・有休・年収・勤続などの公的データから計算したもの。

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