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アシックスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、アシックスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. アシックスはどんな会社か

アシックスは、ランニングシューズを中心とするスポーツシューズ・ウエアのメーカーです。1949年に神戸で設立されたスポーツシューズ専門メーカーの鬼塚株式会社が前身で、1977年にスポーツウエア会社と合併して総合スポーツ用品メーカーになりました。

いまの状況:創業哲学「⁠健全な身体に健全な精神があれかし - “Anima Sana In Corpore Sano”」を基本にしています。

転機:1981〜1986年 米国とオーストラリアに販売会社を設立し、スポーツ工学研究所を設けます/1990〜1994年 フランス、オランダ、イタリア、英国に販売会社をつくり、オランダに欧州統括会社を設立します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高8,109億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中20位。
売上に対する経常利益の割合17.2%業界中央値7.6%より9.6ポイント高い。
売上の4年の伸び2.01倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)988人4年で1.02倍。
30歳換算年収約861万円業界中央値は約505万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはアシックスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 創業哲学は「⁠健全な身体に健全な精神があれかし - “Anima Sana In Corpore Sano”」です。
  • 各地域の子会社がアシックスブランド製品を販売し、アシックス本体にロイヤルティを支払う仕組みです。地域別の社員数では、欧州(⁠約1,700人)や中華圏(⁠約1,400人)が日本(⁠約1,300人)を上回ります。
  • 事業にはスポーツ用品の製造販売のほか、スポーツイベントの登録・運営事業も含まれます。会社は、若年層のランニングイベント参加者の増加やパデル、ピックルボールの普及を市場の追い風に挙げています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

アシックスは、スポーツ用品等の製造販売及びスポーツイベントの登録並びに運営事業を主力とする会社。上場260社の中で売上20位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

アシックスNTNSMC日本板硝子
売上高8,109億円8,263億円8,425億円8,795億円
利益率17.2%(⁠経常)2.8%(⁠経常)28.0%(⁠経常)0.0%(⁠税引前)
4年の売上の伸び2.01倍1.29倍1.16倍1.46倍
30歳換算年収861万円578万円613万円543万円
月の残業未公表4.1時間7時間9.5時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

アシックスは、中期経営計画2026の重点戦略として人的資本投資の強化を掲げ、多様なバックグラウンドを持つ優秀な人財が思う存分力を発揮できる環境の整備を目指しています。企業にとって、従業員一人ひとりが働きがいを感じることができる環境を整備することは、生産性の向上や優秀な人財の確保・定着化にもつながります。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:グローバル・成長・デジタル・変革・イノベーション

会社自身が挙げているリスク

中期経営計画、競合と技術革新、M&A、経済環境・消費動向の変化、株価変動、グローバルでの事業拡大に伴う、バリューチェーン。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 日本地域:1,289人(⁠20%)
  • 北米地域:1,149人(⁠17%)
  • 欧州地域:1,744人(⁠26%)
  • 中華圏地域:1,402人(⁠21%)
  • オセアニア地域:388人(⁠6%)
  • 東南・南アジア地域:614人(⁠9%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
当社の課題は
会社自身は「⁠中期経営計画」「⁠競合と技術革新」「⁠M&A」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 2026年6月の会社分割について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠中期経営計画」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い