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神戸製鋼所の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、神戸製鋼所の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 神戸製鋼所はどんな会社か

神戸製鋼所(⁠KOBELCO)は、鉄鋼、アルミ・銅、溶接材料、産業機械、建設機械(⁠コベルコ建機)、電力まで手がける、日本でも珍しい「⁠複合経営」の素材・機械メーカーです。

いまの状況:2017年の品質事案を契機に、閉鎖的だった企業風土を変えるため、社員が「⁠語り合う場」などで議論を重ね、2020年にボトムアップでグループ企業理念をつくりました。

転機:1999年 建設機械の事業をコベルコ建機に一本化します/2002〜2023年 神戸と真岡に発電所をつくり、電力事業を大きな柱に育てます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.44兆円鉄鋼・金属製品製造業の上場143社中4位。
売上に対する経常利益の割合5.0%業界中央値5.8%並み。
売上の4年の伸び1.17倍業界中央値は1.15倍。
従業員数(⁠単体)12,253人4年で1.08倍。
30歳換算年収約668万円業界中央値は約496万円。
月の平均残業15.5時間業界中央値は15.3時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは神戸製鋼所の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 2017年に品質事案を公表しました。これを受けて、閉鎖的だった企業風土を変えるため、社員が職場の「⁠語り合う場」で議論し、約1年かけて2020年にグループ企業理念をボトムアップでつくりました。
  • 事業は鉄鋼アルミ(⁠社員約1.3万人)、素形材、溶接、機械(⁠約6,300人)、エンジニアリング、建設機械(⁠コベルコ建機、約6,900人)、電力の7つです。鉄鋼メーカーでありながら、機械・建機・電力を本体やグループで持つ「⁠複合経営」です。
  • 電力事業では、神戸(⁠1〜4号機、2002〜2023年に営業運転開始)と真岡(⁠1〜2号機、2019〜2020年)の発電所で電力と熱を供給しています。経常利益率は約5.0%で、有給取得率は約87%です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

株式会社神戸製鋼所は、上場143社の中で売上4位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠我々は何者なのか」「⁠何を目指していくのか」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

神戸製鋼所三菱マテリアル住友金属鉱山LIXIL
売上高2.44兆円1.84兆円1.74兆円1.51兆円
利益率5.0%(⁠経常)5.3%(⁠経常)14.7%(⁠税引前)1.0%(⁠税引前)
4年の売上の伸び1.17倍1.02倍1.38倍1.06倍
30歳換算年収668万円552万円636万円513万円
月の残業15.5時間14時間15時間16.1時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

2変革(⁠KOBELCO-X)を支える人材戦略 当社グループは、中期経営計画(⁠2024~2026年度)において、最重要課題である「⁠稼ぐ力の強化と成長追求」及び「⁠カーボンニュートラル(⁠CN)への挑戦」を掲げ、2030年度に向け「⁠未来に挑戦できる事業体」を目指しております。1)経営戦略の実現に必要となる人材(⁠重点人材) この変革を継続的に推進するためには、各領域で求められる専門性、経験を有する人材を計画的に確保し、その人材が適所で力を発揮できる状態を整えることが不可欠です。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:挑戦・成長・変革・安全・グローバル

会社自身が挙げているリスク

事業環境の変化及び、事業環境の変化1主要市場の経済状況等。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 鉄鋼アルミ:12,562人(⁠34%)
  • 素形材:4,686人(⁠13%)
  • 溶接:2,355人(⁠6%)
  • 機械:6,316人(⁠17%)
  • エンジニアリング:3,746人(⁠10%)
  • 建設機械:6,872人(⁠19%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠我々は何者なのか」「⁠何を目指していくのか」。
当社の課題は
会社自身は「⁠事業環境の変化及び」「⁠事業環境の変化1主要市場の経済状況等」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠語り合う場」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠事業環境の変化及び」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い