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シチズン時計の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、シチズン時計の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. シチズン時計はどんな会社か

シチズン時計は、腕時計とウオッチムーブメントの時計事業、CNC自動旋盤などの工作機械事業、自動車部品・セラミックス・モーターなどのデバイス事業を営む会社です。1918年設立の尚工舎時計研究所を母体に、1930年に東京・高田馬場で創立されました。

いまの状況:企業理念は「⁠市民に愛され市民に貢献する」です。

転機:2007年 シチズンホールディングスに社名を変え、会社分割でシチズン時計を設立します/2008年 Bulova Corporationの株式を取得し、公開買付けでミヤノ(⁠今のシチズンマシナリー)の株式を取得します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3,468億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中33位。
売上に対する経常利益の割合11.1%業界中央値7.6%より3.5ポイント高い。
売上の4年の伸び1.23倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)770人4年で0.95倍。
30歳換算年収約583万円業界中央値は約505万円。
月の平均残業9.1時間業界中央値は13.2時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはシチズン時計の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 社名は時計ですが、工作機械(⁠CNC自動旋盤)とデバイス(⁠自動車部品、セラミックス、モーターなど)も大きな事業です。
  • デバイス事業の自動車部品は、小型金属加工技術を活かし、EV関連の新製品やエンジン・ブレーキ関連製品を伸ばすとしています。
  • セラミックス事業では、光通信向けなどのサブマウント製品の競争力強化を進めるとしています。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

シチズン時計株式会社は、時計事業、工作機械事業、デバイス事業の分野において生産及び販売活動を主力とする会社。上場260社の中で売上33位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠豊かな未来(⁠とき)をつなぐ」「⁠中期経営計画2024」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

シチズン時計ニフココクヨオカムラ
売上高3,468億円3,526億円3,599億円3,290億円
利益率11.1%14.5%7.6%7.9%
4年の売上の伸び1.23倍1.24倍1.12倍1.26倍
30歳換算年収583万円568万円612万円656万円
月の残業9.1時間25.7時間未公表23.2時間

4社の中で残業が最も少ない。

求める人物像

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・変革・デジタル・グローバル・イノベーション

会社自身が挙げているリスク

海外売上依存度、為替変動、地政学的、中国生産依存度、減損損失、特許及びその他の知的財産。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 時計事業:5,872人(⁠49%)
  • 工作機械事業:2,080人(⁠17%)
  • デバイス事業:3,962人(⁠33%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で残業が最も少ない。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠豊かな未来(⁠とき)をつなぐ」「⁠中期経営計画2024」。
当社の課題は
会社自身は「⁠海外売上依存度」「⁠為替変動」「⁠地政学的」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠市民に愛され市民に貢献する」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠海外売上依存度」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い