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日本板硝子の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、日本板硝子の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 日本板硝子はどんな会社か

日本板硝子(⁠NSG)は、建築用ガラス、自動車用ガラス、高機能ガラスをつくる会社です。2006年に英国のガラスメーカー、ピルキントン社を完全子会社にし、世界各地に拠点を持っています。1918年に日米板硝子として大阪で設立されました。

いまの状況:中期経営計画「⁠2030 Vision : Shift the Phase」を進め、2026年に「⁠新生NSGグループに向けた抜本的施策」を発表しました。

転機:2000〜2006年 英国ピルキントン社に出資し、2006年に完全子会社にします/2011〜2025年 ベトナム、米国、マレーシアで太陽電池パネル用ガラスの製造を始めます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高8,795億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中17位。
売上に対する税引前利益の割合0.0%業界中央値7.6%より7.5ポイント低い。
売上の4年の伸び1.46倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)1,847人4年で1.09倍。
30歳換算年収約543万円業界中央値は約505万円。
月の平均残業9.5時間業界中央値は13.2時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは日本板硝子の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 2006年に英国のピルキントン社を完全子会社にし、欧州、南北米、アジアに多くの会社を持っています。
  • 太陽電池パネル用ガラスの製造設備を、ベトナム、米国、マレーシアで順次つくってきました。
  • 当期の税引前利益はわずかで、2026年に抜本的施策を発表しました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

日本板硝子株式会社は、上場260社の中で売上17位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠Our Vision」「⁠使命:NSGの存在意義」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

日本板硝子ブラザー工業太平洋セメントSMC
売上高8,795億円8,935億円8,984億円8,425億円
利益率0.0%(⁠税引前)9.2%(⁠税引前)8.4%(⁠経常)28.0%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.46倍1.26倍1.27倍1.16倍
30歳換算年収543万円599万円687万円613万円
月の残業9.5時間14.9時間17.6時間7時間

4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

当社グループは新中期経営計画において、「⁠4つのD」の一つとして「⁠多様な人材(⁠Diverse Talent)」を掲げています。これは、強固な競争力のある人材基盤の構築を意味しており、人材こそが当社の競争優位性の源泉であるという信念に基づいています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:安全・グローバル・成長・デジタル・品質

会社自身が挙げているリスク

経済状況、地政学上の影響、事業環境、為替及び金利の変動、事業戦略、特定の産業・分野への依存、製品の開発及び技術革新、知的財産権 特許権等の知的財産権は。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 建築用ガラス事業:8,100人(⁠35%)
  • 自動車用ガラス事業:14,081人(⁠61%)
  • 高機能ガラス事業:959人(⁠4%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠Our Vision」「⁠使命:NSGの存在意義」。
当社の課題は
会社自身は「⁠経済状況、地政学上の影響、事業環境」「⁠為替及び金利の変動」「⁠事業戦略」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠2030 Vision : Shift the Phase」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 有価証券報告書で「⁠経済状況、地政学上の影響、事業環境」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い