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NGKの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、NGKの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. NGKはどんな会社か

NGK(⁠旧日本ガイシ)は、自動車の排ガスを浄化するセラミックス部品、送電用のがいし、半導体製造装置用の部品などをつくるセラミックスの会社です。1919年に日本陶器(⁠今のノリタケ)からがいし部門を分離独立して、日本碍子として設立されました。

いまの状況:「⁠NGKグループビジョン Road to 2050」で、カーボンニュートラルとデジタル社会の進化を発展の機会ととらえ、“Surprising Ceramics.”をスローガンに「⁠第三の創業」に向けて事業構成の転換を図るとしています。

転機:2002年 電力貯蔵用のNAS電池を事業化します(⁠2025年に製造・販売の終了を決議)/2015〜2021年 日鉄住金エレクトロデバイスを完全子会社にし、半導体製造装置用製品の多治見工場を稼働させます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高6,701億円精密機器・日用品などの製造業の上場260社中22位。
売上に対する経常利益の割合14.2%業界中央値7.6%より6.6ポイント高い。
売上の4年の伸び1.31倍業界中央値は1.22倍。
従業員数(⁠単体)5,024人4年で1.15倍。
30歳換算年収約729万円業界中央値は約505万円。
月の平均残業20.3時間業界中央値は13.2時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはNGKの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • がいしから始まり、今は自動車排ガス浄化用のセラミックス部品を担うエンバイロメント事業が社員の約6割を占めます。
  • デジタルソサエティ事業を成長領域と位置づけ、その収益拡大のためにROEの目標水準を12%に引き上げました。
  • 使命は「⁠社会に新しい価値を そして、幸せを」です。電力貯蔵用のNAS電池は2025年に製造・販売の終了を決めました。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

NGK株式会社は、上場260社の中で売上22位の大手。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。今は「⁠社会に新しい価値を そして、幸せを」「⁠人材 挑戦し高めあう」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

NGKダイフクニプロTOTO
売上高6,701億円6,607億円6,605億円7,374億円
利益率14.2%15.8%3.0%8.2%
4年の売上の伸び1.31倍1.29倍1.33倍1.14倍
30歳換算年収729万円713万円538万円561万円
月の残業20.3時間19.9時間15.5時間15.2時間

4社の中で30歳換算年収が最も高い。

求める人物像

(⁠NGKグループ人的資本経営方針) 当社グループは、NGKグループ理念の中で、挑戦し高めあう人材を私たちが目指すものの1つと位置付け、「⁠社会に新しい価値を そして、幸せを」という私たちの使命の実現に取り組んでいます。5つの変革を成し遂げるためには、人材一人ひとりの活躍が不可欠です。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・デジタル・変革・挑戦・スピード

会社自身が挙げているリスク

研究開発、ダイバーシティ&インクルージョンへの対応、法令遵守、人権・安全、品質、人権・安全、品質と製品の安全性。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • エンバイロメント事業:11,682人(⁠64%)
  • デジタルソサエティ事業:5,245人(⁠29%)
  • エネルギー&インダストリー事業:1,307人(⁠7%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、4社の中で30歳換算年収が最も高い。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠社会に新しい価値を そして、幸せを」「⁠人材 挑戦し高めあう」。
当社の課題は
会社自身は「⁠研究開発」「⁠ダイバーシティ&インクルージョンへの対応」「⁠法令遵守、人権・安全、品質」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠NGKグループビジョン Road to 2050」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2026年4月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠研究開発」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い