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日揮ホールディングスの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、日揮ホールディングスの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. 日揮ホールディングスはどんな会社か

日揮ホールディングスは、石油・ガスの精製施設や、LNG(⁠液化天然ガス)の工場などの巨大な「⁠プラント」を、世界中で設計・調達・建設する会社です。こうした仕事をEPC(⁠設計・調達・建設)と呼びます。触媒などの素材をつくる事業も持っています。

いまの状況:長期経営ビジョン「⁠2040年ビジョン」のもと、次の中期経営計画ではEPC事業の遂行体制を立て直し、採算をしっかり管理することが大きな課題です。

転機:2019年 持株会社に移り、日揮ホールディングスになります/2020年代 IHIプラントの医薬品事業を譲り受けるなど国内でも競争力を強め、海外ではLNGを中心に大型案件をやり遂げています。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高7,453億円専門・技術サービス業の上場12社中1位。
売上に対する経常利益の割合7.8%業界中央値11.1%より3.3ポイント低い。
売上の4年の伸び1.74倍業界中央値は1.52倍。
従業員数(⁠単体)245人4年で0.87倍。
30歳換算年収約710万円業界中央値は約658万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくは日揮ホールディングスの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • EPC(⁠設計・調達・建設)は1件の金額が大きい一方、工事の途中で費用がふくらむと大きな損失になります。会社自身が、分野を急いで広げた結果、人の配置が追いつかず、いくつかの案件で採算が悪化したと書いています。
  • 受注の波が大きいプラント事業を、石油精製用の触媒や半導体・ディスプレイ向けの素材をつくる機能材製造事業が支える構造です。触媒は、1940年代に工場をつくったのが始まりです。
  • 経常利益率は約7.8%で、業界の中央値(⁠約11.1%)を下回ります。一方で売上はこの4年で約1.7倍に伸びています。社員約8,200人のうち約6,000人が総合エンジニアリング事業にいます。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

日揮ホールディングス株式会社は、総合エンジニアリング事業及び機能材製造事業を主力とする会社。上場12社の中で売上1位の最大手クラス。今は「⁠BSP2025」「⁠2040年ビジョン」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

日揮ホールディングスセガサミーホールディング建設技術研究所ノースサンド
売上高7,453億円4,875億円1,010億円262億円
利益率7.8%11.1%9.3%20.9%
4年の売上の伸び1.74倍1.52倍1.36倍10.88倍
30歳換算年収710万円665万円744万円658万円
月の残業未公表12.9時間10.9時間22.6時間

求める人物像

当社グループは、総合エンジニアリング事業と機能材製造事業を主な事業セグメントとして構成されており、両事業は事業内容及びビジネスモデルが異なることから、最適な人財活用の考え方も異なっております。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・デジタル・挑戦・スピード

会社自身が挙げているリスク

コーポレート・ガバナンスの状況等、プロジェクトの受注及び遂行、カントリー、自然災害・疫病等、為替変動、工事従事者の不足、賃金高騰。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • 総合エンジニアリング事業:6,054人(⁠84%)
  • 機能材製造事業:1,172人(⁠16%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠BSP2025」「⁠2040年ビジョン」。
当社の課題は
会社自身は「⁠コーポレート・ガバナンスの状況等」「⁠プロジェクトの受注及び遂行」「⁠カントリー」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠2040年ビジョン」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠コーポレート・ガバナンスの状況等」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い