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トヨタ紡織の面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、トヨタ紡織の面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. トヨタ紡織はどんな会社か

トヨタ紡織は、自動車のシートやドアトリム、天井などの内装品と、エアフィルターなどをつくるトヨタグループの部品メーカーです。もとは紡績(⁠糸をつくる)の会社で、その技術を自動車の内装に生かしてきました。

いまの状況:2030年の目指す姿として、快適な移動空間をつくる「⁠インテリアスペースクリエイター」を掲げています。

転機:2004年 アラコ(⁠内装事業)、タカニチと合併し、トヨタ紡織に社名を変えます/2010年代 欧州の内装事業を買収したのち再編し、アイシンなどからシートの骨格部品の事業を取得します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高2.04兆円自動車・輸送機器製造業の上場88社中11位。
売上に対する税引前利益の割合3.0%業界中央値5.6%より2.6ポイント低い。
売上の4年の伸び1.43倍業界中央値は1.32倍。
従業員数(⁠単体)8,655人4年で1.05倍。
30歳換算年収約606万円業界中央値は約522万円。
月の平均残業23時間業界中央値は19.6時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはトヨタ紡織の企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 税引前利益率は約3.0%で、業界の中央値(⁠約5.6%)を下回ります。社員約4.6万人のうち、日本は約1.5万人で、北中南米(⁠約1.3万人)、中国、アジア(⁠各約6,800人)に多くの人がいます。
  • 2000年のトヨタRAV4で、内装全体をまとめて担う「⁠内装システムサプライヤー」になりました。2015年にはアイシンとシロキ工業から、シートのリクライナーやスライドレールなど骨格部品の事業を取得しています。
  • 自動車以外に、北陸新幹線「⁠グランクラス」のシート(⁠2013年〜)や、ANAと共同開発した国内線普通席の航空機シート(⁠2015年〜)もつくっています。2030年の目指す姿は「⁠インテリアスペースクリエイター」です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

トヨタ紡織株式会社は、自動車部品及び繊維製品の製造・販売を主力とする会社。上場88社の中で売上11位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で作って売るメーカー型」。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

トヨタ紡織三菱自動車工業豊田合成豊田自動織機
売上高2.04兆円2.90兆円1.15兆円4.37兆円
利益率3.0%(⁠税引前)2.7%(⁠経常)7.9%(⁠税引前)3.1%(⁠営業)
4年の売上の伸び1.43倍1.42倍1.38倍1.62倍
30歳換算年収606万円603万円548万円706万円
月の残業23時間17.1時間16時間24.3時間

求める人物像

人的資本 [サステナビリティにおける人的資本に関する考え方] 当社グループは、サステナビリティにおける人的資本に関する基本的な考え方として、人材を最も重要な経営資本の一つと捉え、持続的な成長を支える源泉であると考えています。当社は、2030年に目指す姿である「⁠インテリアスペースクリエイターとして快適な移動空間を実現し、製品・顧客の幅を広げながら社会課題の解決に貢献している会社」の実現に向け、人的資本を持続的な価値創造を支える重要な要素として位置づけています。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・安全・多様性・創造・グローバル

どの事業に人がいるか

  • 日本:14,513人(⁠32%)
  • 北中南米:13,070人(⁠29%)
  • 中国:6,774人(⁠15%)
  • アジア:6,866人(⁠15%)
  • 欧州・アフリカ:4,298人(⁠9%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

5. 逆質問の例

  • 「⁠インテリアスペースクリエイター」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い