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エービーシー・マートの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、エービーシー・マートの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. エービーシー・マートはどんな会社か

エービーシー・マートは、靴を中心とした小売店「⁠ABC-MART」を国内外で展開する会社です。「⁠HAWKINS」「⁠Danner」などの自社ブランドの靴を企画・開発し、ナショナルブランドの靴も売っています。1985年に靴・衣料の輸入販売会社として設立されました。

いまの状況:企業理念は「⁠世界共通の品質を世界共通の価格で」です。

転機:2002年 社名をエービーシー・マートに変え、韓国に進出し、東京証券取引所市場第一部に上場します/2010〜2012年 台湾に進出し、米国のLaCrosse Footwear(⁠Danner)を買収します。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高3,786億円卸売・小売業の上場600社中92位。
売上に対する経常利益の割合17.7%業界中央値3.5%より14.2ポイント高い。
売上の4年の伸び1.55倍業界中央値は1.25倍。
従業員数(⁠単体)3,977人4年で1.03倍。
30歳換算年収約422万円業界中央値は約471万円。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはエービーシー・マートの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 靴の企画・開発を自社で行い、国内外の委託工場で生産しています。2013年には石川県に国内初の靴製造工場もつくりました。
  • 国内のシューズ市場で約2割のシェアを持つ、国内トップのシューズカンパニーだとしています。
  • 経常利益率は約17.7%です。新規出店と改装で年間100店舗の出店を続ける方針です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

エービーシー・マートは、上場600社の中で売上92位の中堅。稼ぎ方は「⁠自社で企画・製造した商品を自社の店で売る製造小売(⁠SPA)型」。今は「⁠ABC-MART」「⁠ABC-MART GRAND STAGE」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

エービーシー・マートイオン北海道マックスバリュ東海コメリ
売上高3,786億円3,801億円3,850億円3,854億円
利益率17.7%2.1%3.6%6.1%
4年の売上の伸び1.55倍1.18倍1.08倍1.02倍
30歳換算年収422万円379万円433万円404万円
月の残業未公表10.8時間9.2時間未公表

比べた4社の中で利益率が最も高い。4社の中で売上の伸びが最も大きい。

求める人物像

このことから、人的資本経営を最重要視し、「⁠マルチステークホルダー方針」「⁠人材育成に関する方針」「⁠社内環境整備に関する方針」を定め、推進してまいります。2) 人材育成に関する方針(⁠a) 現場での経験と“共育”お客様との対面販売による現場での経験が人材育成の基本となり、当社グループの強力な販売力の源です。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:デジタル・現場・成長・グローバル・品質

よく聞かれる質問と答えの材料

なぜ同業他社ではなく当社か
規模の近い同業3社と並べると、比べた4社の中で利益率が最も高い、4社の中で売上の伸びが最も大きい。
入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠ABC-MART」「⁠ABC-MART GRAND STAGE」。

5. 逆質問の例

  • 「⁠世界共通の品質を世界共通の価格で」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 2025年12月の代表者の異動について、現場の仕事にはどんな影響がありましたか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。

同業他社との違い