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セコムの面接対策

10分で読める企業研究。有価証券報告書と公的データから、セコムの面接の前に押さえておきたいことを1ページにまとめました。

1. セコムはどんな会社か

セコムは、日本初の警備保障会社として1962年に設立された会社です。オンラインのセキュリティシステムを中心に、防災(⁠能美防災、ニッタン)、在宅医療などのメディカル、損害保険、地理空間情報(⁠パスコ)、データセンターやBPOなどの事業を持っています。

いまの状況:2026年5月に「⁠セコムグループ2040年ビジョン」を策定し、インシデントの前に予兆をとらえる「⁠先回りの安心」をキーメッセージにしています。

転機:2006〜2012年 能美防災、ニッタン(⁠防災)、アット東京(⁠データセンター)を子会社にします/2015〜2017年 アサヒセキュリティ(⁠集配金)、TMJ(⁠BPO)を子会社にし、民間防犯用のドローンのサービスを始めます。

2. 面接で使える数字

項目数字比べると
売上高1.26兆円サービス業の上場511社中5位。
売上に対する経常利益の割合14.5%業界中央値7.3%より7.2ポイント高い。
売上の4年の伸び1.20倍業界中央値は1.35倍。
従業員数(⁠単体)15,991人4年で0.98倍。
30歳換算年収約491万円業界中央値は約490万円。
月の平均残業21.6時間業界中央値は12時間。

売上・利益は有価証券報告書、年収・残業は公的データ(⁠詳しくはセコムの企業ページ)。

3. 押さえておきたいこと

  • 日本初の警備保障会社で、日本初のオンライン安全システム(⁠1966年)、日本初の家庭用安全システム(⁠1981年)を開発しました。
  • 警備だけでなく、防災、在宅医療、損害保険、測量、データセンター、BPOなど、「⁠社会システム産業」として事業を広げています。
  • 経常利益率は約14.5%で、サービス業の中央値の約2倍です。

4. 聞かれる質問の材料

一言でいうと

セコム株式会社は、警備請負サービスを主力とする会社。上場511社の中で売上5位の大手。今は「⁠安全・安心・快適・便利」「⁠社会システム産業」を掲げている。

同業との違い(⁠規模の近い3社と比べて)

セコム電通グループサイバーエージェント博報堂DYホールディング
売上高1.26兆円1.44兆円8,740億円8,610億円
利益率14.5%(⁠経常)-20.2%(⁠営業)8.2%(⁠経常)5.3%(⁠経常)
4年の売上の伸び1.20倍1.32倍1.31倍0.96倍
30歳換算年収491万円1,152万円841万円890万円
月の残業21.6時間未公表未公表未公表

求める人物像

当社グループの「⁠安全・安心」を提供するサービスの多くは、「⁠人」を通じて提供されており、お客様からの信頼のもとに成り立っています。創業以来、「⁠会社の発展と社員の向上は一体不可分」との人事運営の基本理念のもと、社会貢献意欲の高い人財の採用・育成に取り組むことで、着実な成長を遂げてきました。出典:有価証券報告書「⁠人材の育成に関する方針」

有価証券報告書でくり返し使われている言葉:成長・品質・安全・創造・グローバル

会社自身が挙げているリスク

事業環境に起因する、事業活動に起因する、その他1メディカルサービス事業。

出典:有価証券報告書「⁠事業等のリスク」の見出し

どの事業に人がいるか

  • セキュリティサービス事業:41,172人(⁠65%)
  • 防災事業:4,838人(⁠8%)
  • メディカルサービス事業:2,806人(⁠4%)
  • 保険事業:630人(⁠1%)
  • 地理空間情報サービス事業:2,840人(⁠4%)
  • BPO・ICT事業:10,882人(⁠17%)
出典:有価証券報告書「⁠従業員の状況」(⁠連結)

よく聞かれる質問と答えの材料

入社後にやりたいこと
会社がいま掲げているのは「⁠安全・安心・快適・便利」「⁠社会システム産業」。事業の柱はセキュリティサービス事業・防災事業・メディカルサービス事業。
当社の課題は
会社自身は「⁠事業環境に起因する」「⁠事業活動に起因する」「⁠その他1メディカルサービス事業」をリスクに挙げている。

5. 逆質問の例

  • 「⁠セコムグループ2040年ビジョン」を進めるうえで、配属予定の部署ではどんな取り組みが始まっていますか。
  • 配属予定の部署の、繁忙期と通常期の残業時間はどれくらいですか。
  • 有価証券報告書で「⁠事業環境に起因する」をリスクに挙げていますが、配属予定の部署ではどう備えていますか。

同業他社との違い